第二回目は、紀ノ川から熊野山中へ一気に足を進めます。 今、「街道」としてのこの道の役割はもうほとんどありません。 しかし、長い時を越えてもなお、この道にはその当時の気配が息づいていました。 そんな気配に耳を傾けながら、熊野を目ざします。