■昨日は茨城県つくば市に行ってきました。今朝のワイドショーや新聞各紙でも取り上げられていたようなのでご存知かもしれませんが、舞台「黒部の太陽」の見せ場のひとつ、出水シーンのマスコミ公開テストが行われたのですね。ここはかつて関電トンネル最大の難工事を担当した大手建設会社・熊谷組の技術研究所。写真の巨大な建物は、耐震構造などに関する実験を行うところなのだとか。この中に本番の舞台で使うのと同じトンネルのセットを組み、出水のテスト、そしてトンネル内の場面の稽古が数日間行われます■今回の舞台の製作に当たっては、このように、熊谷組の大きなお力添えをいただいています。そのひとつの結実として、舞台美術の専門家と大手建設会社のテクノロジーが手を組み総力を結集して作り上げられた、舞台上ではいまだかつて考えられなかったような大スケールの出水シーンが昨日披露されたわけです。 僕も初めて見たのですが、その予想をはるかに上回る迫力に正直ビックリ!ビックリ!中村獅童さん、神田正輝さんら、役者さんもマスコミの方々と同時に初めてご覧になったのですが、相当衝撃を受けておられたようです。「あの中で演技する人大変だな...あ、俺か!?」みたいなギャグ、誰か言ってましたネ。そして、「こんなの見ちゃったからには、この迫力に負けない、より力強い芝居をしなければ...」と、誰もが思われたようです■実はもっと大変だったのはこの公開テストの前日だったそうで、演出の佐々部清さん、美術責任者に加え、この舞台のスーパーアドバイザーである石原プロモーションの小林専務が加わって、このシーンの迫力を少しでも増すために、現場で侃侃諤諤の議論、厳しい駄目出し、夜を徹しての改良が行われたそうです■僕は立ち会えなかったのですが、その迫真の映像は近日放送の特別番組の担当・垂見ディレクターのカメラにバッチリ収められています。なんと垂見クン、超小型ハイビジョンカメラを持ってこの水の中に突入したそうで、番組をご覧の方には舞台上の役者さんの気持ち、あるいは50年前のトンネル内の作業員の方の恐怖を味わっていただけるんじゃないでしょうか!(やや誇大表現です、失礼)
■ 「黒部の太陽」は日本中の注目を集めながら大阪だけでしか見られない貴重な舞台!
いよいよ10月5日(日)初日です。
そしてそのマル秘舞台裏をタップリ紹介する特別番組は、
10月4日(土)、10時25分から放送予定です!お楽しみに■(艦長)
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- 2008年09月18日木曜日