ブログの管理がおかしくなっていたようで編集中の文章が公開されてしまったようです。不体裁になっていたことをお詫びします。ではあらためて・・・
売込隊ビーム公演「星が降り、夜が来て」無事終了しました。新型インフルエンザの国内感染発生以来、当ホールの入口には消毒液を設置、観客のみなさまには手の殺菌をお願いし、スタッフは自主的にマスクをするなどの対応をしてきました。当初はいったいどうなることやらと心配していましたが、大阪・兵庫では今日から大半の学校も授業が再開しましたし、それなりに落ち着きを取り戻しはじめているようです。
当ホールの目と鼻の先、中之島の特設会場で開催されていたビーチバレーの国際大会も終了しました。当初は中止の可能性もいわれていただけに、関係者のみなさんもほっとされているでしょう。「ほたるまち」(ABCのある文化・情報・生活エリア)の大丸ピーコックにも外国人選手と思しきひとたちが買い物に来ていましたよ。私は時間がなくて見にいけなかったのですが、ABCの南側の窓から豆粒より小さい選手たちの動く姿が見えました。(見にいったつもり...)
肌の露出が多いといえば(少し強引?)、大相撲夏場所も昨日が千秋楽。白鵬、朝青龍、日馬富士、稀勢の里のまれにみる混戦を制したのは、日馬富士(まだ安馬のほうがピンとくるなあ)でした。優勝決定戦で白鵬を破って悲願の初優勝、来場所は綱取りの場所になる可能性が。まだまだ書きたいことはありますが、あとは相撲専門のサイトにおまかせします。
国技や国際大会と当ホールを同じように論じるのもどうかと思いますが、大勢の方が何らかの催し物やイベントのため会館・ホールに来られるということは、少し大げさな言い方かもしれませんが一時的に観客のみなさんの生命をお預かりすることになります。今回の新型インフルエンザに関する報道をみていると、「マスコミは騒ぎすぎだ」「こんなに過剰反応しているのは日本だけだ」とおっしゃっている専門家(評論家)の方がいます。しかし一方では、成田で最初に発見された大阪の高校には「なんでそんなところに行ったんだ」という抗議・苦情が寄せられたとも聞きます。
現在、不特定多数の人が集まる会館やホールでは、入口には消毒液を設置しているところが多いと思います。これが過剰反応なのかはわかりませんが、もし何の対応もせずに結果として感染拡大を助長してしまった場合、必ずバッシングされるでしょう。といって、国際空港の検疫のようにサーモグラフィカメラを設置して発熱者がいないか確認して、1人ずつ問診表を書いてもらってから入場してもらうのがいいのでしょうか。
いったいどのような対応をするのがホールとして正解なのでしょう?いえ、そもそも正解などないのかもしれません。いろんなことを考えさせられたこの1週間でした。
(乗組員・F)
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- 2009年05月25日月曜日