■あさの@しょーいち堂『どくろ』シリーズ三部作、さきほどめでたく完結致しました。
■その開演に先立つこと3時間、あまりの暑さと喉の渇きに耐えかねた僕はホール近くのコンビニに出かけ、何本かの飲み物と一緒に、あるものを買ったのです。最近テレビの情報バラエティ番組で取り上げられていた人気のアイスキャンディー、ガリガリちゃんでしたっけ?■実は僕、生まれてこのかたガリガリちゃん?を食べたことがありませんでした。この商品が普通の氷とかき氷の2層構造になっていて、それによって生まれる独特の食感が人気の秘密だということも、その独特の製造工程も、この番組を観るまで知らなかったのです。■まず、冷えたキャンディーの金型に溶液を注ぎます。金属面に接する部分が薄く凍ったところで、まだ凍っていない残りの液を吸い出します。すると、氷の殻が出来ますよね。その中にクラッシュアイスを入れ、バーを差し込んでしっかり凍らせたら出来上がり!なんですが、もちろんフル・オートメーション。ホントよく出来た機械だなぁ、って感心至極でした。で、これは一度食べてみようじゃないかと思った次第■味や食感は、あーなるほど!って感じでしたが、なぜかこの人生初ガリガリをしながら僕、ある言葉を思い出してしまいました。
The first experience in his life
■・・・大学生の時だったか、(多分)夏に桂枝雀さんの独演会を観に行った時のこと■『夏の医者』という噺のクライマックス、山道でウワバミ(大蛇)に呑まれてしまった医者が、何とか脱出しようと、持っていた下剤を蛇の腹の中で撒いた時の描写です。
枝雀 『普段薬を飲みつけてない人がたまぁに飲むと、人一倍効果がよく出るということが言われております。むろんウワバミ君、薬なぞ飲んだことございません。ザ・ファースト・エクスペァリエンス・イン・ヒズ・ライフ ですから、モォ効ぃたの効かんの・・・』 と演じはったのです。
■場内は大爆笑!僕の人生で、落語を聴いて一番驚いた瞬間でした(まあ、学生受けするギャグではありますね)。その後、枝雀さんは全編英語の落語なども演じられるのですが、あの時は、すごいもの見たなー!と思いましたね(艦長)
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- 2010年08月08日日曜日