スタッフブログ
Back Number
2011年9月

【柿喰う客挟み込み情報】

ABCホールの近辺が少しずつイルミネーションの準備が始まっております。

「え!早すぎる!」と思ったのですがもう9月が終わるということに同時にびっくりしました。

来週いよいよABCホールに初登場します「柿喰う客」さんの挟み込み情報が決まりました。

柿喰う客さんは、東京の劇団ですがここ数年大阪での公演を踏んで、当ホールに初登場です。今年の「中之島春の文化祭2011」にもご出演いただきました(高速道路で交通渋滞に巻き込まれて大変なようでしたが・・・)。どうぞご期待ください!

 

挟み込みに関しましては、righteyeさんに一括されております。

申し込み締め切り10月2日(日)24時

チラシ納品締め切り10月3日(月)12時

部数は1000部

お問い合わせは righteye  06-6647-8243

お申し込みフォームは  http://righteye2008.cart.fc2.com/

ご希望の方は上記へお願いいたします。(乗組員N)

ベルトがきつい

■『キダリダ』、いいお芝居でしたよー。舞台は大阪、扱われているのは、いわゆる「在日」の人々の問題。・・・こう書くと、非常に重苦しい作品のようですが、幼馴染の三人の男たちを中心とする登場人物のやりとりはほのぼのと懐かしくギャグもたっぷりで、決して暗い芝居ではありません。展開はシリアスですが、最後は希望を抱いて劇場を出ることが出来ます■この種の演劇はメッセージ性とエンターテインメント性のバランスが難しいと思うのですが、そのあたり、とてもよく考えておられると感心しました■さて、この『キダリダ』の合間に、私先週末はちょこちょこ他劇場にもお邪魔しまして・・・■まず木曜に一心寺シアター倶楽でダンスユニットN-Trance Fishの『DRAWING』初日を鑑賞。N-Traの作品は、ダンスが目的ではなく手段になっているところが、門外漢にとても優しい。ダンスを中心とした身体表現に音楽・照明が融合して、ガッツリした「意味」とか「イメージ」を具現化してくれるところにワクワクしてしまいます。まあ僕のような立位体前屈マイナス20㌢みたいな人間は、「動ける人たち」を見ているだけで気持ちいいのですが、今回はさらにライブペインティングの要素も加味されて、前回以上に堪能させていただきました■そして金曜夜は『キングオブコント2011』をビデオ鑑賞するはずだったのですが、うっかり録画予約を忘れ前半を見逃し!残念!KOCって、1本目のネタの方が面白いことが多いって気がしません?■そして、何とか『キダリダ』チームの撤収を見届けた日曜夜。その『KOC2011』のセミファイナリスト・阿佐ヶ谷姉妹と、『M-1グランプリ2006』のファイナリスト・変ホ長調という女性2組の合同ライブ『大器晩成2』を観にワッハ上方の上方亭へ。ご存知かとは思いますが、変ホ長調はM-1決勝に残った唯一のアマチュアコンビ、阿佐ヶ谷姉妹は、「細かすぎて伝わらないモノマネ」企画で、安田祥子・由紀さおり姉妹を演じて話題になったコンビですね。いやー、大変結構なものを拝見しました。お笑い事務所育ちの若手とは全く違う味わいの、『素人上等!センスで勝負!』みたいな、確信犯的笑い。コンビネタあり、合同コントあり、全作品ハズレ無しでした。というわけで、現在私お腹いっぱいです■でもいつの間にかお腹はへるのよね(艦長)

【ザ・ブロードキャストショウ挟み込み】

すっかり秋らしくなって参りました。芸術の秋です。当ホールもこの秋冬、多くの劇団利用がありますのでどうぞお楽しみに。

今週は9月29日(木)~10月2日(日)本番、

ザ・ブロードキャストショウ「MOON CHILD」さんが上演されます。

明日のことで申し訳ございませんが挟み込みは下記スケジュールです。

 

9月28日(水)15:00~1200部

※1種類につき1名要員、後ばさみなし

 

ご希望の方は直接ホール入り口へお越しくださいませ。(乗組員N)

本日初日

■TEAM O.H.S『キダリダ』、初日です■笑って、泣いて、考えさせられる、なんというかすごく『真っ当な芝居』だという気がします。舞台は大阪・下町の焼肉屋。ABCホールでは、こういうリアルで"ヨゴシ"の入ったセットが組まれることが実はあまりないので、かえってとても新鮮です。なんと舞台上でホントにお肉を焼くとかで、客席にもたまらない匂いが漂いそう■終演後は近所の焼肉屋さんが繁盛しますねきっと。

キダリダ.JPGTEAM O.H.S 『キダリダ』

 9月 23日(祝)       18:00

     24日(土) 13:00  18:00

     25日(日) 13:00

当日券(4,000円)は、開演30分前から発売されます。

 

  ■話は変わりますが・・・■今年6月に一心寺シアター倶楽で上演され大好評を博した、伊藤えん魔プロデュース『蒲田行進曲』が、熱い要望に応えて来月東京で上演され、その凱旋公演としてABCホールにやってくることになりました!パチパチパチ■たまたまキャンセルが出て空いていた11月3日(木・祝)~5日(土)にズッポリ!芸術の秋真っ只中の絶好のお日柄じゃないですかぁ■前回ハマっちゃった方も、見逃しちゃった方も、《つかこうへい&伊藤えん魔ワールド》に触れる素晴らしいチャンスです。詳細が決まればこのHPにもアップしていきますので、ご期待ください!(艦長)

世界について

■劇団レトルト内閣さん、昨日小屋入りされまして、初日は明日金曜日、今回はガッチリ2日仕込みというわけです■「エレガンスロック」と称する音楽のみならず、セットや衣装などのビジュアル面にも毎回強いこだわりを持って臨まれるレトルト内閣ですが、《10周年記念公演 『猿とドレス』》と銘打たれた今回の作品、ずばりテーマは『着ること』、『装うこと』だとか。題材はどうやらアパレル・デザインの世界ですね■この間劇団のおしゃれなウェブサイトを開いてみて驚いたのですが、今回の作品の特設サイトの中に、『登場ブランド紹介』というページがあります。すごいね!作品に登場するいくつかのブランド名(もちろん架空の)に続いて、その特徴、モデルによるコーディネート写真、ロゴ、ターゲットなどが詳細に記されています。いやーここまでこだわったお芝居ってそうそうないんじゃないですか?世界がしっかり構築されているというやつですね■

・・・っと、実は今、『世界』のところを思わず『世界観』と書きそうになっている自分に気づきました。最近よく使われる『世界観』の用法です■数日前、Twitter上で、ある関西の劇作家・演出家の方が最近の『世界観』の使い方について苦言を呈されていたのを、さっき突然思い出したのです。おそらく、僕もこのブログで過去に何度か使っていると思います。普通に『世界』とか『世界設定』でいいところを、流行につられてつい『世界観』なんて■この用法は、おそらく80年代以降、小説、マンガ、アニメーション、RPGなどのジャンルで、異世界ファンタジー系の作品作りやその評論などの中から生まれてきたような気がします。おたく的な用法と云えるかもしれません。要は登場人物たちがいる『世界』の『設定』という意味ですよね■本来の『世界観』とは、《万物は神が創り給うたのだ》とか、《人間の歴史は階級闘争の過程である》とか、《生物は所詮遺伝子の乗り物に過ぎない》とか、つまり文字通り『世界の見方』であって、『設定』ではない■しかし思えば、日本語の『世界』という言葉は元々「衆生が棲む領域」といった感じの仏教用語なので、いわゆる地理的な表現以外に、古来実にさまざまな使い方をされています。さっき僕が無意識に使った「アパレル・デザインの世界」もそう■芝居で云うと、歌舞伎で使われる『世界』が特徴的ですね。物語の背景となる歴史的事件、伝説、先行作品などから規定される、「話の大筋」、「登場人物」、その「性格」や「人間関係」など、劇作をする上でも鑑賞する上でも前提となるような枠組のことですね。『仮名手本忠臣蔵』という先行作品があって、その《忠臣蔵の世界》の中で、今で云うところのスピンオフ作品として作られた、『東海道四谷怪談』。つまり、歌舞伎の『世界』って考えてみれば昨今使われる『世界観』に非常に近い!...深いなあ■思考と論旨はぐるぐる回っちゃうんですが、日本語ってやっぱり面白いよな、と感心した次第であります(艦長)                     

猿とドレス.jpg劇団レトルト内閣 『猿とドレス』

9月 16日(金)        19:30

    17日(土)  15:00  19:00

    18日(日)  13:00  16:00

※当日券は開演45分前から、各回10~20枚発売されます

レトルト内閣当日券情報

9月も半ばを過ぎたというのにまだまだ真夏日です。熱中症のニュースもよく耳にしますので、皆様体調管理には十分にご注意ください。

ABCホールは昨日より劇団レトルト内閣さんが劇場入りして素敵なセットを組んでいらっしゃいます。

インパクトのある色使いで不思議な空間となっております、お楽しみに!!

当日券は各公演開演の45分前より。

全ステージ10~20枚ほどは販売予定とのことです。

レトルト内閣10周年記念第2弾となる作品「猿とドレス」、エレガンスロック演劇を体感しにどうぞお越しください!

劇団レトルト内閣「猿とドレス」

9月16日(金)19:30・17日(土)15:00・19:00・18日(日)13:00・16:00(全5ステージ)

ゲストには中之島春の文化祭で独特の空気感で注目を浴びている「かのうとおっさん」の「おっさん」のほう有北雅彦氏と、最近客演しすぎで劇団員と見まがう朝日放送小演劇大好きアナウンサー:上田剛彦氏。なぜか17日(土)15:00のみ、伊藤えん魔氏が特別出演。

あ、そうそう伊藤えん魔氏といえば、急遽11月に【蒲田行進曲】の再演を引っさげてABCホールに突撃だとか。その詳細はもうしばしお待ちください☆(乗組員N)

最高の3Dは究極の2Dだった...

■3D映画がすっかりお馴染みの存在になってきました。最近は劇場で渡される専用メガネが回収されなくなって、次回それを持参すると料金がちょっと割引になったりします。巨大メカの戦闘シーンとかカーアクションとかでは、明らかに3Dの効果が強く表れるような演出が施されたりもして、映画という芸術のあり方にも影響を及ぼし始めているような気がします■でもやはり、最も迫力があって3D映画の値打ちを感じてしまうのは、空中シーンですよね。それも、鳥のように自由に空を飛び回るみたいなやつ。僕は何といっても『アバター』、それに『ヒックとドラゴン』で、主人公が翼竜にまたがって飛翔する場面のリアルさが忘れられません。最初はうまく竜を操れずヨレヨレだったのが、慣れるにしたがって自由自在に旋回し、急上昇し...。最新の映像技術は、座席に座ったままこんな感覚を味わわせてくれるようになったのか、とびっくりしたわけです■しかし実は、昨日それを上回るような『飛翔』体験をさせてもらいました。ABCホールで上演された劇団かかし座の手影絵を後方から鑑賞させていただいたのです■1時間強、実にたくさんの動物たちがたった4人の俳優さんの『手』だけで描写され、名作童話やオリジナル・ストーリーが演じられました。・・・もうほんとにあのアイデア、そしてそれを実現するテクニック、皆さんのコンビネーション、凄いの一言です■中でも僕が感動してしまったのは、『みにくいアヒルの子』です。誰でも知っているオハナシです■アヒルの巣で、卵が次々と孵ります。ところが、最後に生まれた雛だけが、他の子と姿が違う。この、「アヒルの雛」と「みにくい雛」がちゃんと描き分けられているんです!小さな手の影で!・・・いじめられ仲間外れにされた「みにくい雛」が、水面に顔を伸ばします。すると、その水面に顔が映るんです!それを見てわが身を嘆く雛・・・(それにしても、影絵の鏡像表現て!)・・・やがて雛は、ひと冬を経て美しい白鳥へと成長します。そのメタモルフォーゼ描写が素晴らしい。そして最後!仲間の白鳥たちと共に大空に羽ばたいてゆくシーンで、僕は不覚にもウルっとしてしまったのです■どんな3D映画より、あれは飛んでましたよ確かに。白いスクリーン上の黒い手の影の動きだけなのに・・・

■今回は、かかし座さん初の関西での一般公演だったのですが、前売券は早々に完売、その人気もなるほどとうなづけたのでした。かかし座未体験の方、次の機会には絶対見た方がいいです、うん(艦長)

【レトルト内閣・OHS挟み込み情報】

今月より年末までは公演ラッシュのABCホール、うれしいことです!

挟み込み情報が2週分出ておりますのでご確認くださいませ。

 

■レトルト内閣「猿とドレス」

9月14日(水)18:00ヨリ 800部

1種類につき1名要員・後バサミなし。

ご希望の方は上記時間にABCホールロビーへお越しください。

※ちなみに、レトルト内閣さんの17日(土)15:00公演のみ、伊藤えん魔さんがゲスト出演されることとなりました☆

 

■OHS「キダリダ」

OHS(=オーバーハイテンションスペシャル)さんの公演挟み込みは

9月21日(水)14:00ヨリ 600部

1種類につき1名要員・後バサミなし。

ご希望の方は上記時間にABCホールロビーへお越しください。

 

 

どちらもお時間厳守でお願いいたします!(乗組員N)

【劇団かかし座】当日券情報

世界的に注目されている超絶の手影絵集団・劇団かかし座さん、いよいよ小屋入りされ、今日・明日3回の公演です。楽しそう!

9月 9日 (金)         19:00

  10日  (土) 15:00  19:00

★当日券(3500円)はわずかですが、各回開演の2時間前から発売。

  お1人1枚限り、先着順で予定枚数に達し次第終了です。

手影絵.JPG 

 

 

                これのめっちゃすごいやつ

【劇団かかし座】当日券&挟み込み情報

台風一過・・・関西に大きな爪あとを残しました。またも自然の猛威を見せ付けられた週末を経て、本日は明け方も涼しく久々に太陽を見た気がします。皆様台風の影響はいかがでしたでしょうか?

 

ABCホールは昨日、「童謡歌唱コンクール」の近畿ブロック決勝を経て、今週末は「手影絵」の劇団、「劇団かかし座」さんが登場されます。前売り券が完売とのことですので、若干の当日券情報が出ました。挟み込み情報とあわせてご確認ください。

【当日券情報】

各公演、開演の2時間前より当日券の販売を開始。

ただしお一人様1枚のみ、若干数の販売予定。販売予定終了枚数に達した段階で終了いたします。

あらかじめご了承ください。

【挟み込み情報】

9月9日(金)12:30よりABCホールロビーにて900部

※1種類につき1名要員 ※後バサミなし

ご予約は必要ありませんので、ご希望の片はチラシをお持ちの上、ホールロビーへ直接お越しください。

 

お待ちいたしております!(乗組員N)

 

 

1
各ページに記載している内容は、掲載時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
バックナンバー
前の月 2011年09月 次の月
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30