■ザ・ブロードキャストショウ『The Last Spirits of Swords』、初日です。剣術に身を捧げ、義に生きた剣士たちの物語。若者たちによる熱のこもった舞台稽古が昨夕から続いています。お時間ある方は是非!
演劇集団 ザ・ブロードキャストショウ Vol.32 『The Last Spirits of Swords』
10月11日(木) 19:00
12日(金) 19:00
13日(土) 15:00 19:00
14日(日) 13:00 17:00
※当日券は開演1時間前より発売
■さてここから先はブロキャのお芝居とはまったく関係のないお話■先ほどネットで調べ物をしていたら、若い人たちが、同世代の劇団が上演した作品の感想を代わる代わる書いている、ある劇評ブログサイトを見つけました。で、スゴイなと思ったんですけど、そのブログの記事には必ず、冒頭にこういう記述があるんです。
感動 ☆☆☆
笑い ☆☆
汗 ☆☆☆☆
オリジナリティ ☆☆☆
愛 ☆☆☆☆☆
■つまり、自分が観た作品を上記の5項目について☆の数で採点するのが、ブログを書く上での決まりとになっているらしいのです。レストラン検索サイトなどで、お店の評価を、「味」・「雰囲気」・「接客」・「値段」・・・みたいに分けて点数化してるみたいなものですね。うー。どうなんでしょ、これ。今っぽいなあ■世の中には、全く笑いもなく、役者は汗をかかず、「世界に愛などない」ことを表現して確信犯的に観客をポカンとさせるような演劇だってゴマンとあります。そこには、本来の意味の『感動』が生まれる可能性は十分にあります。しかしおそらくこのサイトでの語義は「感動」≒「涙」でしょうから、それもない。あるのはせいぜいオリジナリティです■いやいや、今っぽい。役者が走り回って汗かいて、笑わせ泣かせてくれるのだけがいい演劇。・・・か?『エンタメ』(カッコつきのね)にあらずんば芝居にあらず!ってことですよね。若者たちがこの5項目で☆をたくさん獲れるような劇ばかり作ったら・・・■ちょっとやだなあ(艦長)
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- 2012年10月11日木曜日