■入学式のシーズンです・・・などとキーボードを叩きながらふと考えてみたら、僕が小学校に入学したのがちょうど50年前であることに気づきました。半世紀か、すごいなあ。時の流れは容赦がない。道理で昨夜、3年前に亡くなった父親宛に何故か届いた高級介護老人ホームのパンフレットを入念に読み込んでしまったわけです。結構リアルに検討してしまいました。はは■さて、お馴染み伊藤えん魔プロデュースの『オズの魔法使い』ご一行様、本日劇場入りで明日初日です■オズっていうと僕の世代的には、今から40年近く前に放映されたシェリー主演の国産テレビドラマが懐かしい。シェリーさんは、当時大人気だったハーフの美少女。今で云うと、トリンドル玲奈ちゃんとかローラちゃんみたいな存在ですね。そんな彼女が僕と1つ違いであることも教えてくれた例のウェブ上の百科事典によると、このドラマ、数分間ですが緑と赤のメガネをかけて見る立体映像が使われていたそうです。へー!そこまでは覚えてないけれど、つまり3Dテレビのはしりじゃないですか。すごいすごい■映像化作品で一番メジャーなのは、1939年アメリカで制作されたジュディ・ガーランド主演のミュージカル映画ですね。先日たまたまBSで放映していたのでばっちり鑑賞しました。前半、主人公の少女・ドロシーが竜巻に巻き込まれるあたりのモノクロームの特殊撮影が見事。そして彼女が愛犬トトと共にオズの国に飛ばされ、画面が天然色になってからは、記憶の中のイメージと大きく違う、かなり不気味な物語でした。オズとは一体何者なのか?謎めいた描写に満ちている ■19世紀末の児童文学であるこの『オズの魔法使い』、古くから「実はこの物語は○○のメタファーなのであーる」と様々な解釈がされてきたのだそうです。なるほどなって思いました。未見ですが、現在公開中の映画『オズ はじまりの戦い』も原作の前日譚としてオズの謎に迫っているとか。そしてこの伊藤えん魔版オズも、『はじまりの戦い』と偶然リンクしたようなストーリーになっているそうです。映画を観る前に是非!とのこと■関西小劇場界の看板役者たちが主要な役どころを押さえたBLACK版が4回、オーディション組がメインでベテラン陣が脇を妖しく固めるWHITE版が2回、賑々しく、明日夜開幕です(艦長)
4月 5日(金) 19:30★
6日(土)14:00☆ (T) 19:00★
7日(日)13:00★ (T) 18:00☆
8日(月) (T) 19:30★
※★:BLACK版 ☆:WHITE版
※当日券は開演1時間前より発売
※(T)・・・夜の部開演2h前より「暇つぶし義援トークショウ・500円えん魔ちゃん」
■伊藤えん魔氏より、謹んでキャスト変更のお知らせです
①WHITE版のかかし役が大塚宣幸になりました。
②4/7(日)13:00★にはSun!!が出演しません。Sun!!担当の門番役は末満健一が演じます。
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- 2013年04月04日木曜日