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2014年10月

本日初日!

■玉造小劇店配給芝居『おもてなし』、今日初日です■いつもながら、ここのお芝居はまず衣裳が素敵!レトロな風合いのお着物がほんとにたくさん、楽屋周りに広げられています。そのあたりを徘徊するだけで、気分は大正時代の大阪にタイムスリップするかのようです。今回の舞台は新作『おもてなし』。お花見、お正月、お見合、お祝い・・・と、主宰・わかぎゑふさんが書かれる≪大阪弁で、タイトルに"お"がつくお芝居のシリーズ≫もなんと11作目です■『おもてなし』と聞くと、どうしても昨年の流行語大賞『お・も・て・な・し』を連想してしまうのですが、作者によりますと、「今回の作品は文化庁芸術祭に参加するため、あの滝川クリステルさんのパフォーマンスよりずっと前にお役所にこの題名を提出していたのに・・・便乗だと誤解されそうで悔しいっ!」とのこと。ご本人からは云いにくい話だと思いますので、ここでご紹介しておきます■大正末期から昭和初年にかけては、関東大震災(1923・T12)で東京が大打撃を受けたこともあって、大阪が産業経済の面で大発展し、活気溢れる『大大阪』と呼ばれた時代でした。そんな中で、拝金主義を排し、『始末』と『おもてなし』の精神で生きた船場商人のお話だそうです。本日10/30(木)から三連休を挟んで11/4(火)まで。ぜひABCホールでその心意気に触れてみてください(艦長)

玉造小劇店 配給芝居vol.15 文化庁芸術祭参加作品『おもてなし』 作・演出 わかぎゑふ

おもてなし.jpg10月30日(木)      19:00

    31日(金)      19:00

11月 1日(土) 14:00 18:00

     2日(日) 14:00

     3日(祝) 14:00

     4日(火)      19:00

 

※上演時間・約2時間

※当日券は開演1時間前から発売

【折り込み情報】玉造小劇店「おもてなし」

たくさんご利用頂きました10月、最後は久々の「玉造小劇店」さん。
折り込み情報が出ましたのでご希望の方は下記をご査収ください。

玉造小劇店「おもてなし」
10月29日(水)16:00〜1000部
※1種類につき1名要員
※後ばさみはございません

ご希望の方は上記日時に直接ABCホールロビーへお越し下さい。

2020年に開かれる「東京オリンピック」の招致プレゼンで一躍注目を浴びた「おもてなし」。これが日本人の特徴のひとつであると国家が宣伝しました。舞台は大阪が一番栄えていた頃の「船場」を舞台にした、商人たちの物語。本当の「おもてなし」とは何かを掘り下げた舞台。
どうぞ公演もお楽しみに(乗組員N)

劇団銀河【折り込み情報】

先週の台風が去ったらあっという間に秋晴れ。
寒暖差が激しいのでどうぞ皆様体調崩されませんように、劇場に足をお運びくださいませ。


今年もあと2ヶ月半ですがABCホールはまだまだ公演は続きます!
劇団銀河→玉造小劇店→劇団まげもん→muro式→カムカムミニキーナ→劇団空組→関西芸術座→イキウメ→劇団赤鬼!
間にイベントも試写会も多数です!
どうぞご来場くださいませ。

劇団銀河「忘れかけてた贈り物」チラシ折り込み情報です。
10月23日(木)19:00〜1000部
※チラシ1種類につき1名要員
※後ばさみはありません

ご希望の方は上記日時に直接ABCホールロビーへお越し下さいませ。(乗組員N)

エミちゃん祭り、予約始まっています!

■『エミちゃん祭り』が、今年もABCホールで開催されます■2012年の11月17日、関西演劇界の看板女優だった牧野エミさんが天国に旅立たれました。あれから早2年。去年の11月18日には、演劇界の仲間たち、亡くなる直前まで出演していたABCラジオの仲間たち・・・エミさんを慕う本当にたくさんの人たちがABCホールに集まって、賑やかに思い出話を繰り広げました■昼と夜の2回公演だったのですが、間の休憩タイムに、楽屋にあった差し入れのビールがかなり消費されたのが引き金で・・・。夜の部のエミちゃんクイズコーナーでは、進行役の某演劇人が暴走、ベテランお笑い芸人もタジタジとなるハチャメチャな展開となりました。でも楽しかったなー。きっと天国のエミさんも楽しんでくれはったでしょう■その点を反省して、(では決してないと信じますが)、今年は夜の1回です。前回は舞台の映像が紹介されましたが、今回は超懐かしいテレビ番組の映像が見られるという噂です。出演者はこれからどんどん増えてくると思います。そう、エミさんが大好きだったあの世界から、アッと驚くあの人も!?■入場無料は変わりませんが、事前予約制になりました。絶対行きたい、という方はお早めに!(艦長)

エミちゃん祭り2014~今年もやるよ!全員集合~ 

    IMG_20131114_0096.jpg2014年11月17日(月)  

◎入場無料・予約制

■受付開始18:00(整理券配布) 

■開場18:30 

開演19:00

終演!

昨夜は、毎年「中之島春の文化祭」でお世話になっているボーカルグループ、ダイナマイトしゃかりきサ~カスさんのライブ「TheしゃかりきSHOW vol.2」が開催されました。気高い調べにいつ聴いてもググーっときてしまう「Amazing Grace」で始まり、僕世代にも懐かしい歌謡曲もたっぷり。和洋問わず音楽の魅力、人間の歌声の魅力をとことん味わわせてくれる楽しいライブでした。おしゃべりも弾んで時間を大幅にオーバーし、終演後時計を見てビックリしましたけど・・・みなさん、お疲れ様でした! 写真.JPG

【13日18時予定通り上演致します】

台風の猛威が近づいて、JR各線がストップしておりますが、
伊藤えん魔プロデュース「百鬼繚乱」は予定通り13日(月・祝)18:00〜の千秋楽を上演致します。
上演時間は2時間。

最寄り駅は
京阪中之島「中之島」駅、阪神本線「福島」駅がございます。

また、ABCホール入り口ウッドデッキはかなり水はけが悪いので、お足下もどうぞお気をつけてお越し下さいませ。(乗組員N)

あす初日!

伊藤えん魔プロデュース「百鬼繚乱」、あす初日です。

■百鬼、と聞くとどうしても僕が思い出してしまうのは、手塚治虫さんの『どろろ』という漫画です■テレビアニメ化もされましたが、正直云って人気作品、代表作品、というわけではありません。雑誌連載は1967~8年。50年代から60年代前半に、「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」、「リボンの騎士」などで一世を風靡した手塚さんが、漫画やアニメ制作の大きなプロダクションを立ち上げた後、経営者としてもクリエイターとしても苦しんでおられた時代。膨大な赤字と、学生運動の盛り上がりと共にやってきた劇画ブームの中で、「手塚漫画はもう古い」などという声も上がり始めた頃の作品です■その後70年代に入って手塚さんは、「ブラック・ジャック」、「三つ目がとおる」、「ブッダ」などのヒット作を連発、人気面でも完全復活し、誰もが『漫画の神様』と認める偉大な存在になってゆかれます。しかし60年代後半のこの時期の作品は、「バンパイヤ」、「どろろ」と、魑魅魍魎が跋扈するおどろおどろしい作品が続きました。人気も低迷気味で、少年漫画としてはさすがに暗すぎる内容が主な原因だったと思います。なにせ「バンパイヤ」では、手塚治虫本人のキャラクターが作品に登場し、冷酷無比な悪漢・ロックに谷底に突き落とされてしまったりするのです。シャレではなく、作者の苦悩がストレートに滲み出たような展開でした(ちなみにテレビ版は実写ドラマがベースで、変身したオオカミだけがアニメーションで合成されるという大胆な技法で作られています。手塚役はやけっぱちなのかご本人が演じ、主人公・トビオ役にはなんと!後にテレビ朝日系列の大恩人となる新人・水谷豊さんが抜擢されているというのも見どころです)■中世の日本を舞台とする『どろろ』も、同様に妖しく暗い作品。主人公・百鬼丸が魔物たちと戦い続け、ひとつ倒すごとに、自分の肉体の欠けていた部位をひとつずつ取り戻していく、というお話です。盗人の少年・どろろが彼の相棒として活躍しますが、とても彼一人の陽気さで補えるほどのダークネスではありません。しかし僕個人としては、少年週刊誌を読んでいた最後の時期の作品でもあり、思春期に向かうモヤモヤとした自我とシンクロして、とても印象深い作品だったと記憶します■というわけで、えん魔氏が(!)創造した百鬼たち、明日からABCホールで暴れ回ります(艦長)

伊藤えん魔プロデュース 『百鬼繚乱』 

百鬼.jpg10月10日(金)        19:30

    11日(土) 14:00 ★ 19:00

    12日(日)13:00 ★ 18:00

    13日(祝)13:00 ★ 18:00

★・・・恒例のトークショウ「500円えん魔ちゃん」・(土)は17時~18時、(日)(祝)は16時~17時

本日初日!

劇団しし座「中空(ちゅうくう)のマリオネット」、今日初日です。しし座さんは当ホール初登場、ベテランから若手まで幅広い年齢層の俳優陣を擁した新劇の劇団です■作品は、誰しも教科書などで触れた記憶があるはずの、芥川龍之介の児童文学作品「蜘蛛の糸」の後日譚、あるいはアナザーストーリーといった感じでしょうか。罪びとと、クモと、お釈迦様のお話。小劇場としてはタッパ(高さ)のあるABCホールの舞台奥に、背の高いやぐらが組まれ、二重構造の舞台装置が出来上がっています。聖と俗、あるいは極楽と地獄、の象徴ですね■洋の東西を問わず、人は高い所に聖なるものを感じます。日本の山岳信仰もその例。先日突然噴火した御嶽山は、中でも数多くの善男善女が訪れる代表的な御神体です。痛ましい災害が起きた直後にこのように客観視して語ることをお許しいただくならば、時として理不尽に怒りを剥き出しにするからこそ、人はきっと「高み」に対して畏怖と崇敬の念を抱き続けているのです■「中空のマリオネット」、まもなくです。

 劇団しし座 第74回公演 『中空のマリオネット』 

しし座マリオネット.jpg10月3日(金)     18:30

     4日(土)14:00 18:30

     5日(日)14:00

※当日券は開演50分前より発売

【伊藤えん魔プロデュース】折り込み情報

10月最初の公演は劇団しし座『中空のマリオネット』
本日より小屋入りされ、本番は明日10月3日(金)〜5日(日)までの上演です!!


そして来週末、10月10日(金)〜13日(月祝)までの
伊藤えん魔プロデュース『百鬼撩乱』折り込み詳細が揃いました!



伊藤えん魔プロデュース『百鬼撩乱』
10月9日(木)18:00〜 1000部

※1種類につき1名要員 ※後挟みはございません。

※900部で一度情報が上がりましたが団体側の要請により1000部に変更しております。お気をつけ下さいませ。
ご希望の方は上記日時に間に合うよう、直接ABCホールロビーまでお越し下さい。(乗組員A)

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