■玉造小劇店配給芝居『おもてなし』、今日初日です■いつもながら、ここのお芝居はまず衣裳が素敵!レトロな風合いのお着物がほんとにたくさん、楽屋周りに広げられています。そのあたりを徘徊するだけで、気分は大正時代の大阪にタイムスリップするかのようです。今回の舞台は新作『おもてなし』。お花見、お正月、お見合、お祝い・・・と、主宰・わかぎゑふさんが書かれる≪大阪弁で、タイトルに"お"がつくお芝居のシリーズ≫もなんと11作目です■『おもてなし』と聞くと、どうしても昨年の流行語大賞『お・も・て・な・し』を連想してしまうのですが、作者によりますと、「今回の作品は文化庁芸術祭に参加するため、あの滝川クリステルさんのパフォーマンスよりずっと前にお役所にこの題名を提出していたのに・・・便乗だと誤解されそうで悔しいっ!」とのこと。ご本人からは云いにくい話だと思いますので、ここでご紹介しておきます■大正末期から昭和初年にかけては、関東大震災(1923・T12)で東京が大打撃を受けたこともあって、大阪が産業経済の面で大発展し、活気溢れる『大大阪』と呼ばれた時代でした。そんな中で、拝金主義を排し、『始末』と『おもてなし』の精神で生きた船場商人のお話だそうです。本日10/30(木)から三連休を挟んで11/4(火)まで。ぜひABCホールでその心意気に触れてみてください(艦長)
玉造小劇店 配給芝居vol.15 文化庁芸術祭参加作品『おもてなし』 作・演出 わかぎゑふ
10月30日(木) 19:00
31日(金) 19:00
11月 1日(土) 14:00 18:00
2日(日) 14:00
3日(祝) 14:00
4日(火) 19:00
※上演時間・約2時間
※当日券は開演1時間前から発売
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- 2014年10月30日木曜日