今回は、芸能界で“野人”“怪人”と呼ばれる異色の有名人が相席旅をする「野人と怪人相席」をお届けする。

日本一のさくらんぼの里として知られる山形県寒河江市にやって来たのは、“野人”の異名をとったサッカー元日本代表の岡野雅行。26年前、決勝ゴールを決めて日本を初めてワールドカップに導いたことは今も伝説だ。現在はガイナーレ鳥取の代表取締役GMを務めている。

さらに、岡野といえば「サッカーをしたいと入った高校が、実は全国から集まるヤンキーのエリートを更生させる高校だったものの、サッカー部を作り、強豪校にした」というリアル“ROOKIES”で話題になった人物。「そっから日本代表になるって、ホンマの野人」と千鳥も感心する。

街を散策すると、「そばが美味しい」と知った岡野はお蕎麦屋さんで地元の男性と相席。奇しくも芸能プロダクションの人で、山形のローカルタレントを呼んでくれる。地元山形では有名なミッチーチェンがTikTokでバズったというダンスを披露すると…！

そんなミッチーチェンにオススメされたのが、その日の夜に行われる「御塞神祭」。投げられたご神体を奪い合う、まさに野人にはピッタリの激しい祭りだ。参加したいと平塩熊野神社でご神体を拝見。祭りの総代のお宅を訪ね、気持ちを高める。そして、午後9時、争奪戦がスタート！集まったおよそ100人の男たちが投げられたご神体に群がり、奪い合う！想像以上の激しい展開に、岡野はご神体を手にすることができるのか！？

一方、熊本県山鹿市にやって来たのは、“令和の怪人”ことトム・ブラウンのみちお。脳外科医に「力を制御するリミッターが外れている」と言われたほどの怪力の持ち主だ。観光スポットのあんずの丘を歩くと、子どもたちと遭遇。子ども好きなみちおは声をかけるが、一目散に逃げられてしまう。

園内では、木や土を食らうなどの狂気を覗かせながらも、山鹿和栗のスイーツのグルメコメントはパーフェクト。人とのふれあいも優しさにあふれ、「心温かいバケモノ」と千鳥もほっこり和む。江戸時代の面影を残す豊前街道を歩き、ハンドプレス機を使うフレッシュジュースが人気のフルーツカフェを発見。すると、自らの手でフルーツをハンドプレス！？また、明治時代に建設され、現在も現役の芝居小屋「八千代座」を訪れ、ここでも怪力を披露する！