リフォームから4年、ひさびさに訪れた「匠」。外観は以前と全く変わらず、綺麗に使っていただいているようです。
ドアが開くと家族総出で「匠」をお出迎え。3人のお孫さんもすっかり大きくなり「匠」を驚かせるばかり。挨拶を交わして、そのまま屋内へ。
そして、あのアフガン・ハウンドのモカとライラは…
残念なことに、リフォーム当時抱きかかえられて散歩に出るのがやっとだった2匹の老犬は、その1年後に亡くなっていました。10年といわれる大型犬の寿命で考えると14歳は大往生。動物病院から長寿の表彰状もいただいたそうです。
新しく家族に加わったのが雑種のミルクとバニラ。雪の日に動物病院に置き去りにされていた2匹を、お孫さん達が引き取ったそうです。
そしてその隣には、あのモカやライラと同じアフガン・ハウンドのクッキーが。まだ2歳のやんちゃ盛りで元気一杯。立ち上がったときの迫力と元気の良さに圧されて、少し怖がる「匠」でした。
新しい家族との対面を済ませ、気になっていた「匠」オリジナルの家具の確認へ。
回転式の収納を回す「匠」。
「うわー、重い!」
荷物で一杯になった収納の重さに驚きました。でも、ご家族からは、本当に使いやすいと太鼓判。
続いてダイニングキッチンへ。スライド式の収納も、問題無く使えていました。「これが無かったらどうにもならない」と言われるほど、重宝しているようで、こちらも棚には家族7人分の食器がぎっしり。
可動式のテレビスタンドも気に入ってもらえていました。外でバーベキューするときや、朝にご主人が外でお茶を頂くときに、ウッドデッキ側にテレビを向けて楽しんでいるそうです。
こうして家具類に問題が無いことを確認した「匠」から、ご家族へのサプライズが発表されました。
以前の2匹と違って新しい犬たちは元気が有り余っているので、屋内で放し飼いすることも出来ず、ケージの中に入れているそうです。しかし、そのケージは、狭かったり、グラグラして頼りなかったりといった問題を抱えていました。そこで「匠」がケージを新調しようと材料を用意してくれていたのでした。
ご家族が愛犬の散歩に出ている間に、お父さんに手伝ってもらって、新しいケージ作りです。まず、溝が掘られた細い角材を床に置き、四角く枠を組みます。そして、その溝にはまるように、組み上げたケージを乗せました。こうすることで、単独では心もとないケージの骨組みを補強することができます。柱の役割をする頑丈な木枠や専用の接続部品もつけて、ケージを固定したら、出来上がり!
散歩から帰ってきたご家族と犬たちに新しいケージがお披露目されました。扉を開けると、次々に中に入っていき、ご家族からは感嘆の声が。
さらに「匠」は、みんなを驚かせます。
家族が留守するときには、空いているスペースを犬にとって有効活用できるようにと、ケージの一部を手前に引き出して、その容積を大きくできるように可変式に作ってあったのです。
「これだけ広いと犬と一緒に寝れるんじゃない?」と促され、ケージの中に入るお孫さん。犬と寝転び戯れる姿に、笑いがおこります。
「匠」のアイデアがまた1つ、家族に笑顔をもたらしたのでした。