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2010年11月21日放送

「犬が占領する家」(2007年4月14日放送) その後…

こんな問題を抱えていました

  • ■建坪13坪に3世代7人家族で暮らしている
  • ■体長1mを越えるアフガン・ハウンドという大型犬2匹も、家族同然14年間一緒に暮らしている
  • ■人間にすれば80歳を越える高齢で衰えてきている2匹の犬に、1階に台所以外ふた間しかない部屋のひとつをあてがっているため、家族は別の6畳間でひしめきあうように食卓を囲んでいる
  • ■愛犬たちがいる部屋は、光が入らず、昼間でも薄暗い
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「匠」からのプレゼント

  • ■老犬の体調管理にも気を配り、玄関土間には一部床暖房を設置。蓄熱効果の高いタイルも使い、冬暖かく、夏は涼しい空間に
  • ■壁に消臭効果のある炭化コルクの断熱材を使用、表面には火山灰を使った塗装で消臭効果を強化
  • ■明るくなった愛犬たちのスペースの隣に縁側を設け、家族がいつでも愛犬たちと触れ合える空間に
  • ■デッドスペースを無駄なく利用し、機能性の高い「匠」オリジナルの家具で、収納問題を解消
  • ■7人でもゆったり囲めるダイニングテーブルを作成
  • ■犬と一緒にくつろげる、リビングとひと続きになったウッドデッキからも、可動式のテレビスタンドでリビングのテレビを見ることが可能
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写真:「匠」の顔写真

ゆとり住宅の空間トレーナー 石井 亨

何度か連絡はとっていましたが、直接お邪魔するのは3年ぶりです。オリジナル家具などがちゃんと機能しているか、不具合が出ていないか、少し心配です。

アフターのアフター その後、家族の生活は、どう変わったのでしょうか…

新しい家族

画像: アフターのアフター

リフォームから4年、ひさびさに訪れた「匠」。外観は以前と全く変わらず、綺麗に使っていただいているようです。

ドアが開くと家族総出で「匠」をお出迎え。3人のお孫さんもすっかり大きくなり「匠」を驚かせるばかり。挨拶を交わして、そのまま屋内へ。

画像: アフターのアフター

そして、あのアフガン・ハウンドのモカとライラは…

残念なことに、リフォーム当時抱きかかえられて散歩に出るのがやっとだった2匹の老犬は、その1年後に亡くなっていました。10年といわれる大型犬の寿命で考えると14歳は大往生。動物病院から長寿の表彰状もいただいたそうです。

画像: アフターのアフター

新しく家族に加わったのが雑種のミルクとバニラ。雪の日に動物病院に置き去りにされていた2匹を、お孫さん達が引き取ったそうです。

画像: アフターのアフター

そしてその隣には、あのモカやライラと同じアフガン・ハウンドのクッキーが。まだ2歳のやんちゃ盛りで元気一杯。立ち上がったときの迫力と元気の良さに圧されて、少し怖がる「匠」でした。

「匠」オリジナルは愛用中

画像: アフターのアフター

新しい家族との対面を済ませ、気になっていた「匠」オリジナルの家具の確認へ。

回転式の収納を回す「匠」。
「うわー、重い!」
荷物で一杯になった収納の重さに驚きました。でも、ご家族からは、本当に使いやすいと太鼓判。

画像: アフターのアフター

続いてダイニングキッチンへ。スライド式の収納も、問題無く使えていました。「これが無かったらどうにもならない」と言われるほど、重宝しているようで、こちらも棚には家族7人分の食器がぎっしり。

画像: アフターのアフター

可動式のテレビスタンドも気に入ってもらえていました。外でバーベキューするときや、朝にご主人が外でお茶を頂くときに、ウッドデッキ側にテレビを向けて楽しんでいるそうです。

こうして家具類に問題が無いことを確認した「匠」から、ご家族へのサプライズが発表されました。

画像: アフターのアフター

以前の2匹と違って新しい犬たちは元気が有り余っているので、屋内で放し飼いすることも出来ず、ケージの中に入れているそうです。しかし、そのケージは、狭かったり、グラグラして頼りなかったりといった問題を抱えていました。そこで「匠」がケージを新調しようと材料を用意してくれていたのでした。

家族と犬へのプレゼント

画像: アフターのアフター

ご家族が愛犬の散歩に出ている間に、お父さんに手伝ってもらって、新しいケージ作りです。まず、溝が掘られた細い角材を床に置き、四角く枠を組みます。そして、その溝にはまるように、組み上げたケージを乗せました。こうすることで、単独では心もとないケージの骨組みを補強することができます。柱の役割をする頑丈な木枠や専用の接続部品もつけて、ケージを固定したら、出来上がり!

画像: アフターのアフター

散歩から帰ってきたご家族と犬たちに新しいケージがお披露目されました。扉を開けると、次々に中に入っていき、ご家族からは感嘆の声が。

画像: アフターのアフター

さらに「匠」は、みんなを驚かせます。
家族が留守するときには、空いているスペースを犬にとって有効活用できるようにと、ケージの一部を手前に引き出して、その容積を大きくできるように可変式に作ってあったのです。

画像: アフターのアフター

「これだけ広いと犬と一緒に寝れるんじゃない?」と促され、ケージの中に入るお孫さん。犬と寝転び戯れる姿に、笑いがおこります。

「匠」のアイデアがまた1つ、家族に笑顔をもたらしたのでした。

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