塙家を訪れた「匠」。出迎えてくれた はなわさん・ナイツ塙さん兄弟にご両親も紹介していただき、家の話にシフトしていく「匠」。リフォームして間もない外観に、リフォームが要るのかと疑問に思いながら、家の中へ。
案内してもらった最初の場所は、洗面所。洗面台に設置された蛇口が温水と冷水で別々にあるのが嫌だと、兄弟が口を揃えます。温度調整ができないので、結局温水用の蛇口から出る熱湯の熱さを我慢するしかないのです。そんな不便さに納得しながらも「蛇口を変えれば、解決しますよ」と「匠」。
続いて案内されたのはトイレ。コンセントが無く、暖房付の便座などを取り付けられないことにお母さんは不満です。しかし「匠」は、それよりも扉が内開きであることが問題だと言います。万が一、中で誰かが倒れると扉が開かないというのです。それを聞いた家族は早速実験開始!お父さんに中に入ってもらい、倒れた演技をしてもらいます。扉を開けようとする はなわさん。中から押してるんじゃないの?と思う程、扉が開きません。笑いながらも危険性を知ることになりました。
廊下を進んでご両親が日中のほとんどを過ごす居間へ。ナイツ塙さんが、隣の部屋と廊下、そして居間のそれぞれをつなぐ扉が全て1本の柱に面していることに疑問を投げかけました。全ての扉開けると、柱の周りをグルグル回れるんです。と、ナイツ塙さんが回りだすと、はなわさんも一緒になって回りだしました。
腐食して軋む床や、窓ガラスとサッシからの隙間風など、重要な問題もあるのですが、お父さんからは全然違う別の悩みが。地震で落ちてくると怖いからと、居間の照明の傘を取り外したら、すごく明るくなってしまった、ということ。「それは、確かに明るくなりますね…」と「匠」も苦笑い。
さらに…テーブルの上にある照明。本当ならば天井からの距離を自由に変えられるものなのですが、スプリングの力が緩んでしまい、テーブル近くまで勝手に下がってきてしまうのです。立て続けに照明の問題について話すお父さんに兄弟は「それは電気屋さんに言うことであって、「匠」にお願いするのはどうなの?」と口を挟みます。
2階に案内された「匠」の前に、見慣れない機械が。それは散歩が日課のお父さんが、花粉症が酷い時期に使っているランニングマシン。その話を知らなかった はなわさん・ナイツ塙さんは大爆笑。しかし、この機械を使うにも問題が。振動が1階に伝わって、あのスプリングが緩くなっている照明が下りてきてしまい、それを都度お母さんが押し戻しているのです…
一通り見てまわった「匠」に、はなわさん・ナイツ塙さんが話し始めます。二人の上には長男がいて、最近結婚したこと。そして同じ県内に住んでいるので、場合によっては二世帯住居になりうること。そして今日、問題点を「匠」と一緒に見て回って、この家にはリフォームが必要だと思ったこと。
リフォーム費用を手伝ってもいいという二人のご両親を思う気持ちを聞いた「匠」は、リフォームの規模や予算など具体的な内容を話し始めました。果たして、塙家のリフォームは行われるのでしょうか…?