2009年4月26日放送
6人で6坪の家
■建坪6坪で台所・風呂・トイレなどすべてが狭く不便
■居間の奥の洗面所が祖母のベッドを踏み越えないと使えない
■階段が暗く急勾配で子どもが踏み外して落ちる
■脱衣所が無く、玄関近くの台所で服を脱いで浴室に入る
■家の真上を飛行機が低空で通過して騒音がひどい
ゆとり住宅の空間トレーナー
石井 亨
祖母・夫婦・子どもたち それぞれのプライベートスペースを確保し、
無駄をなくして将来に向け稼動性もある家に。
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赤いカメラをクリックするとビフォーアフターの変化をご覧いただけます
子どもたちが楽しめる階段
階段の壁紙に床材で使うニードルパンチカーペットを使い、依頼者手作りの愛情がこもったアップリケがマジックテープで貼り付くようになっています。
反対側の壁にはロッククライミングの練習で使う「ホールド」を付け、手すりの代わりに。子どもと大人、それぞれの背の高さにあった「ホールド」を掴めるので安全性が高まりました。
別の階段にはホワイトボードのフィルムが貼ってあり、お絵かきも楽しめます。
「6坪という限られたスペースの中で、階段を生活の一部として使ってもられるように」という「匠」の願いが込められた工夫がちりばめられています。
高さを活用した大容量の収納スペース
ダイニングキッチンの床を1階から浮かすことで、その足元には、なんと4畳分もある特大サイズの収納スペースが!
キッチンの床に備え付けられた床下収納もスライド式で通常の3倍の容量があり、6坪という狭小住宅につきまとう収納スペースの少なさという悩みを一挙に解決しました。
壁から飛び出す衣類
祖母の部屋の備付家具はベッドに座ったまま使えるように低くコンパクトに作られていますが、奥行きやデッドスペースを利用して大容量のものに仕上がりました。
引出は奥行き108cmもあり着物もしまえます。
壁についた扉を開くと、階段下を利用した収納式のハンガーが。収納力を持ちながらも、見た目がすっきりとした仕上がりになりました。
埼玉県川口市
株式会社 カクイホーム
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