2009年5月10日放送
玄関扉が2つ並ぶ家
■マンションの3LDKと1DKをつなげたので玄関が二つある
■玄関の一つは洗濯機置き場となっており、窮屈で使いづらい
■家の大きさの割には台所が狭く、無理矢理おいた調理台が動線を塞いでいる
■不安定な本棚や、生活動線を横切るガス管など危険が多い
■間取りが分断され、入り組んでいるため、子どもに目が届かない
人と空間の交渉人
中西ヒロツグ
奥さんも使い勝手を考えて工夫しているが、結果的にスペースを窮屈にしているし、子ども達への危険も多いので、まず人の動きを中心に考えて、2軒をつなげたメリットを提案していきたい。
「匠」のプロフィールを見る
赤いカメラをクリックするとビフォーアフターの変化をご覧いただけます
あらゆるスペースを利用した収納
キッチンの奥に設置された奥さん専用のワークデスクには、化粧品やポーチなど小物が入るドレッサーが。
玄関にはマンションの構造上のくぼみを利用した大容量収納スペース。
狭かった台所も、わずかな隙間を利用したスライド式収納棚と、「匠」のアイデアによって各所に収納が設置されました。
形を変えることで幾つもの使い方が生まれる家具
リビングに置かれた大きな座卓。その折りたたまれた足を両側に開けば…なんと、ダイニングテーブルに早変わり。キッチンと横並びに設置すれば、違った雰囲気で食卓を囲むことができます。
リビングの北側の壁にある2つの部屋がつながるスペースに、天板を差し込み固定すると、隣の部屋からも使うことができる両面使いのデスクに早変わり。
子どもたちのことを考えて…
洗面台の下に、まだ幼い子ども達のために踏み台を用意してあげました。しかも踏み台にはヘルスメーターをキッチリ収めることができるスペースが用意されていて無駄がありません。
子どもに目が届かないのが悩みの種だった奥さんが、家事スペースから子ども達の寝顔をみることが出来るようにと、本棚には隣の部屋が覗けるスライド式の扉が用意されました。
東京都港区
有限会社 成梁(せいりょう)
放送リストに戻る
前の物件を見る
次の物件を見る
このページの一番上に戻ります
©ABC TV All rights reserved.