まずは解体、かと思いきや匠が、樹木医を現場に連れてきました。
リフォームを始める前に桜の木の健康状態を診断します。
昔切った枝の切り方が良くなかったため、枯れこんでしまっている部分はあるものの、幹はたたくと固い音がするため、問題はありませんでした。
根元の土が固いため、根が上に浮いており、地面に太い根がはっている。
枝が茂っていて、下の方に枯れ枝がいくつかあり、枯れた枝にはキノコが生えている。
早速、枝が茂り、枯れ枝も見られた桜の木の南側の剪定が始まりました。
枝を切り落とした断面には、桜を枯らす菌が入らないように、コーティングする薬も塗られました。
地表に張り出していた根は、ポリエチレンシートと足場で囲まれ、根を踏んだり、つまずく危険のない動線が出来ました。
桜の根の保護対策を済ませ、ようやく解体作業が始まります。
解体で明かされる、この家の知られざる過去。
木造なのにブロックの壁…
そして、至る所から現れる鉄骨のフレーム…
それはなんと天井裏にまで。思いもよらぬ事態に匠も大混乱。
匠「わかった。謎が解けたひとつ。これ元々家じゃない、全部」
匠が解いた謎。この家の不思議な構造の秘密とは果たして…?