リフォームの匠
2回登場

長い家

安住空間の探求者、本間貴史。一見、駅のような風貌の長い家を身体機能の変化に対応する家に大変身させた。依頼者の母親の膝にあわせた、常に住人を思い描く視点の設計には脱帽であった。床がフラットであればバリアーフリーではないという本間の持論通りあえて段差を使い、必要に応じた補助を受けられるスペースに仕上がったと言えるだろう。
(12月8日放送)

薄着の家

岩手県という寒さの厳しい土地でありながら、断熱材が一切なく、壁を薄いトタン板のみで囲われている家。コンクリート剥き出しだった冷たい床には、土壌蓄熱式の床暖房が敷設された。さらに、大量の帆立貝の殻を細かく砕き、防犯対策も兼ねて、家の周囲に敷き詰めた。
(05年7月17日放送)