日興建設主催「安全衛生大会」

2019年7月4日

授業風景151

写真 三田市の建設会社、日興建設が毎年安全週間に主催する「安全衛生大会」が県立有馬富士公園パークセンターで開催されました。
そこへ「出前授業」の依頼をいただき、建材屋さん、器具屋さん、ニッカポッカの職人さん達およそ100名を前に授業を行いました。
自然豊かな公園内にある多目的ホール。その建物も日興建設が造られたそうで、豊かな緑とマッチした木造のオシャレなホールでした。
ABCゴルフ倶楽部の改修工事もしていただいたということで当社とも縁があります。

「私たち放送局の仕事も建設の現場も1つの作品を作り上げるのに、多くの人が関わり、一人の力ではどうにも成らず、チームワークが大事であることから、異業種でありながら似ている」といった切り口で話しました。


写真私が登壇する前に日興建設の方が「安全管理の重要性、労働災害ゼロ」の作業環境を目指す話をされていました。私の報道カメラマン時代の事件、事故の現場の仕事も危険度が高く、仕事場の注意すべき共通点も感じました。

まず、高校野球中継のメイキングビデオ「高校野球中継の裏側」と、私が中継ディレクター時代に担当したベストゲーム「1996年第78回決勝戦 松山商―熊本工 奇跡のバックホーム」のビデオを見ていただきました。
甲子園球場ではプロ野球も含めて、誰も見たことのないようなライトの深い位置からのダイレクトバックホーム、タッチアウト。バッターが打つ1球前に守備固めの為、ベンチからライトの守備位置についた背番号9正右翼手の矢野君は、後の取材で「自分の所に飛んで来い!と思っていました」と語りました。


このような「心の準備」をしておくことの大切さを話しますと、建設に関わるプロ達の目の色が、一瞬変わった様に見えました。皆さんの反応が素晴らしく、講演をするのが、とても楽しく心地良かったです。