火曜日
10月1日
筏を組み立てるのに欠かせない“鐶(かん)”という金具を作っていた「片井鉄工所」。今でも村の鍛冶屋さんとして、農具の修理などを請け負っています。最近“保津川の筏復活プロジェクト”が持ち上がり、再び片井さんに鐶の注文が…。大学の鍛冶屋倶楽部の学生たちに鍛冶屋技術も伝授しています。
水曜日
10月2日
鹿の子絞りの伝統工芸士・清江和雄さんは、図案や配色、下絵作り、絞り方、染分けなどの工程や技法の全体を知る数少ない職人の一人です。総絞りの着物は、日本の着物技術の集大成。一つ一つ手で絞りを付けたり、桶を使っての染め分けるなど、貴重な技の結晶です。
清江絞り加工 | 0771-24-2240
木曜日
10月3日
今では希少となった天然の仕上げ砥石を丸尾山で採掘して、直売をしている「砥取家(ととりや)」。日本で産出される天然砥石の中でも、最も良質な仕上げ用の砥石として、日本の有名シェフや料理人、日本刀の研ぎ師はもちろん、世界中からも高い評価を受けています。
砥取家 | 0771-26-2545
金曜日
10月4日
高校で数学の教諭をしていた達富弘之さんは、40年前にクラブ活動の一環として独学で“切り絵”を始めました。今では地元の風物や祭り、童話の世界など、温かみのある作品を生み出しています。日本の童話や物語を盛り込んだカレンダーは、達富さんの遊び心も発揮され、人気を集めています。
切り絵作家 達富弘之さん | 0771-24-5601