月曜日
1月20日
東成区の深江では、スゲという植物を素材にした「菅笠（すげがさ）」が古くから作られていました。菅笠作りは、まず指先の感覚だけで、同じ厚みと幅のスゲを選ぶところからはじまります。その後、横に編み、縦に並べ、一本一本糸で縫い付けます。そんな菅笠は伊勢神宮式年遷宮にも奉納されました。
深江菅細工保存会 ｜ 06-6971-9964
火曜日
1月21日
ガラスや金属を溶かすときに使われる耐熱性の容器を「坩堝（るつぼ）」といいます。坩堝作りは、一つ一つ手作業。1000度以上の高熱に耐えられるように、粘土から出来上がりまで、およそ4カ月もかけて丁寧に作られます。でも…過酷な状況で使われるので、寿命はわずか1カ月しかありません。
奧村坩堝製造所 ｜ 06-6972-2387
酒井硝子 ｜ 06-6391-4321
水曜日
1月22日
東成に工房を構える北條さんは、３０年ほど前にステンドグラスに出会い、その魅力に取りつかれました。数々の作品を残す北條さんですが、音楽からインスピレーションを受けて作った作品は、平面ではおさまらなく、珍しい立体的なステンドグラスです。
(株)Hi・DECO JAPAN ｜ 06-6971-7690
木曜日
1月23日
「桑原インターナショナル」は、世界的に有名なＢＭＸ（バイシクル・モトクロス）のメーカー。その名を世界に知られるきっかけは…映画「Ｅ.Ｔ.」。主人公の少年が乗っていたＢＭＸが桑原インターナショナル製でした。北京五輪から正式種目になったＢＭＸ。東京五輪で選手に乗ってもらうことが目標です。
桑原インターナショナル ｜ 06-6971-1655
金曜日
1月24日
庶民的な町、東成にカッターナイフでおなじみの「オルファ」の本社があります。今や世界１００カ国以上に輸出されるカッターナイフはここで生まれました。カッターナイフは創業者の岡田良男さんが「靴職人がガラスを使ってゴムを切っていたこと」と、「溝にそって割れるチョコレート」をヒントに開発しました。
オルファ（株） ｜06-6972-8101
