火曜日
9月9日
丸太町から寺町通を下がった所に、創業明治30年、平安神宮を始め京都府の神社庁ご用達の千歳飴も手掛ける京あめ処「豊松堂」があります。創業以来続く煉瓦を組んだ窯で熱伝導のいい銅鍋を直火にかけて手作りされた飴は、照り具合がよく、色とりどりで美しい。特に、練りたての飴を5色に染めて線を引いた“京てまり”は京あめらしい一品です。
京あめ処 豊松堂 | 075-231-2727
水曜日
9月10日
創業大正元年、多くの文化人も通うお茶漬けの名店「丸太町 十二段家」は、元々、祇園花見小路で甘味処を営んでいましたが、お茶屋帰りの馴染み客に出したお茶漬けが評判になり、昭和の初め頃から料理屋になりました。名物のお茶漬けコースは3種類あります。1膳目はお茶をかけずに、名物の出し巻や自家製のぬか漬けとご一緒に。
丸太町 十二段家 | 075-211-5884
木曜日
9月11日
丸太町通から鴨川の西の細い通りを下がった所に、牛革より人肌に近く優しい肌触りの鹿皮製品を専門に扱う店があります。鹿皮は、軽くて刀や槍を通しにくい特性があり、日本では古くから武具などにも好んで使われました。姫路でなめして鮮やかに染められた鹿皮は、京都ならではの帯染の技術を使って鮮やかな模様を施され、一枚一枚丁寧に仕上げられます。
墨屋甚右衛門(すみやじんえもん) |
http://www.sumiya-jinemon.jp/
http://www.sumiya-jinemon.jp/
金曜日
9月12日
京都御所の南側にある「堺町御門」から丸太町通を超えて下がって行くと、80年以上に渡って金網を扱う「辻和金網」があります。京都の金網の起源は平安時代にまでさかのぼり、明治以降、金網作りは盛んになりました。「辻和金網」は創業以来、手編みにこだわり、料亭などのプロはもちろん、一般家庭にも愛される道具を作り続けてきました。
辻和金網 | 075-231-7368