神社で神主さんが着る衣装は、ＴＰＯによって厳格に決まりがあります。室町通に店を構える「吉田装束店」は、３代に渡って神官の装束を専門に作り、時には、九州・大阪・奈良まで着付けに行くことも。平安時代の公家が、狩りで着ていた衣装が元になった狩衣（かりぎぬ）は、我々に最も身近な神官装束で、唯一色と文様の自由が許されています。

老舗の呉服商が多く集まる京都の室町エリア。その一角に築80年の町家を改装して、まるで織物のような美しい手巻き寿司を出すお店「ＡＷＯＭＢ（あうーむ）」があります。
その名も“手織り寿司”。京のおばんざいを中心に、薬味だけでも10種類以上。開店２時間前からスタッフ総出で盛り付け。開店1時間前には、店の外に行列が。