火曜日
7月28日
昔懐かしい明かり、行灯などに用いられる「灯芯」は、藺草(いぐさ)という植物から採っています。安堵町では、今や珍しくなった、この藺草を利用した灯芯作りの技術を守り継いでいます。刈り取って乾燥させた藺草をふたたび水で湿らせ、専用の刃物を使って表面の皮だけをはぎ取るその技は、長年の経験が物を言います。
安堵町歴史民俗資料館 | 0743-57-5090
水曜日
7月29日
生駒郡斑鳩町、法隆寺の参道にある柿の葉寿司の専門店「平宗 法隆寺店」では、奈良県産の原材料にこだわったかき氷が評判です。干し柿をシロップにしたメニューは、その名も「柿氷」。ほかにも、アツアツの吉野葛の葛湯とサツマイモのペーストを添えた「サツマイモ氷」は、暑い日も寒い日もおいしく食べられる一品です。
平宗 法隆寺店 | 0745-75-1110
木曜日
7月30日
豊かな里山の自然が残る生駒山には、多くの野鳥が生息しています。写真家の与名正三さんは、その魅力に惹かれ、毎日野鳥を追い続けています。なかでも、与名さんが強く興味を抱いているのが、タカやワシの仲間である猛禽類、サシバ、ハチクマ、オオタカなどです。決定的な瞬間をレンズに収めるのに必要なのは、日々の観察に尽きるそうです。
与名正三さん | 0743-76-5779
金曜日
7月31日
生駒山の南東部に位置する三郷町では、江戸時代から分業制による草履作りが盛んで、最盛期には全国の8割の草履を生産していました。30年ほど前から、オリジナルブランドとして作っているのが「ケンコーミサトっ子」。足の発育をよくし、土踏まずを形成するとして、奈良県だけでなく全国の幼稚園・保育園で採用されています。
ミサト履物協同組合 | 0745-72-2895 / 0745-73-7822