火曜日
10月6日
京阪膳所本町駅から琵琶湖の方へ歩いてすぐ、あたりに香ばしい香りを漂わせているのが、馬杉湖魚店の名物、うなぎの蒲焼です。創業105年、大ぶりで脂の乗ったうなぎを昔ながらの方法でふっくら焼き上げています。うなぎと並ぶ名物が滋賀の郷土料理、エビ豆。3日間かけてじっくり仕込むため、毎週金曜日にだけ販売されています。
馬杉湖魚店 | 077-522-7294
水曜日
10月7日
琵琶湖では80年ほど前から淡水真珠の養殖が始まり、1980年代まではさかんに真珠が生産されていました。今では数件の業者が残るのみとなっている中、杉山知子さんは、去年大津市に琵琶湖産真珠の専門店を開き、復活を目指しています。6年以上かけてじっくり育てる琵琶湖の真珠は、色も形も実にさまざま、深い色艶が特長です。
神保真珠商店 | 077-523-1254
木曜日
10月8日
大津市で活動している画家、福元なおんどさんは若い頃から日本画に強く影響を受け、文化財の修復などを手がけてきました。福元さんの手法は日本古来の「膠絵の具」と呼ばれる絵の具を使い、あまり塗り重ねずに極力シンプルな線と面で画面を構成するというもの。よく描くモチーフは人間さながらの表情や仕草を見せる動植物たちの「戯画」です。
福元なおんど | http://naondo.net/
金曜日
10月9日
毎年秋に行われる大津祭。今年は10月11日が本祭で、華やかなお囃子の音色とともに13基の曳山が市内を巡行し、大勢の見物客でにぎわいます。祭の起源とされるのが、最も古い曳山「西行桜狸山」を持つ鍛冶屋町に伝わる「狸の面」。塩売りの治兵衛という人物が地元の人物の祭礼で狸の面をかぶって踊ったことが、のちの大津祭につながったと言われています。