火曜日
7月26日
京都には和菓子店が数多くありますが、和菓子店だけでなく料亭でも涼しげな和菓子を売っています。明治3年に丹後で創業した「和久傳」。堺町通の店では、料亭の味を家庭でも味わえる「お持たせ」の店を併設しています。人気の和菓子が、蓮根から採ったでんぷんを煉り上げた「れんこん菓子 西湖」。つるりとした喉越しに笹の香りが爽やかです。
紫野和久傳 堺町店 075-223-3600
水曜日
7月27日
京都の芸妓さんや舞妓さんが夏のご挨拶に配る「京丸うちわ」。その原型は、江戸時代にできた「深草うちわ」だと言われています。小丸屋住井は、400年ほど前に伏見の深草で創業したうちわの老舗です。2009年、「元政型深草うちわ」を復刻。江戸時代に深草に庵を結んでいた僧侶・元政上人にまつわるうちわです。
小丸屋住井 075-771-2229
木曜日
7月28日
京都・祇園に店を構える「するがや祇園下里」はおよそ200年の歴史を持つ和菓子店。江戸末期〜明治に飴類が人気を博し、現在に至ります。炒った大豆を閉じ込めた「豆平糖」、生姜飴をせんべいで包んだ「大つ丶」など昔から変わらぬ素朴な飴を作っています。高知産の生姜をたっぷり使用した「ひやしあめ」は懐かしい夏の風味です。
するがや祇園下里 075-561-1960
金曜日
7月29日
宇治市を流れる宇治川では夏の間鵜飼いを行っており、現在2名の女性鵜匠が活躍しています。2年前から人工ふ化による鵜が続々誕生しており、全国的にも珍しく話題を呼んでいます。うち1羽は去年、鵜飼いデビューを果たしました。人工ふ化の鵜は人によくなついているため、いつか綱をつけずに鵜飼いができればと鵜匠の澤木万理子さんは考えています。
宇治市観光協会 0774-23-3334