60年余りまちの人たちに愛され、惜しまれつつ、おととし廃業した銭湯が、今年ビール醸造所として新たに生まれ変わりました。男湯を改装してビールを醸造。女湯は釜型ドライヤーや料金表、浴槽など銭湯時代の雰囲気をそのまま残した、土日のみオープンする直売所兼フリースペースになっています。ここで飲む出来立てのビールは、なんと牛乳瓶に入っています。

文化元年（1804年）創業の湯葉専門店「千丸屋」が、四条堺町の本店に、昔ながらの乾燥湯葉を美味しく食べることを広めようと、昆布出しでシンプルに仕上げた「湯葉鍋」だけを提供する食事処を2017年にオープン。乾燥湯葉で作る湯葉鍋は、周りの食材の旨味を湯葉が吸い込み美味しくなるという特質が最も伝わりやすい料理です。