腕を振るうマスターの田口茂雄さんは、日本に四川料理を広めた陳建民さんの元で修業し、数々の店で料理長を務めた重鎮。その技術が認めれ、３年前”現代の名工”に選ばれました。たくさんある名物メニューの中でも、卵白あんかけチャーハンは絶品。あっさり仕上げたチャーハンに、中華スープをたっぷり含ませたフワフワの卵白。一度食べると病みつきになります。

1915年創業のテントの設計と施工を手がける会社が、新たな分野に挑み、いま大人気です。テントを製造する上で、必ず出るのが端切れ。その端切れを使ってバッグを作っています。テント生地は、雨に強く軽くて丈夫。さらにオーダーまで聞いてくれるところが人気のヒミツです。そんなテント屋さんが、職人による職人のためのバッグを作りました。

京都の和菓子に新しい風を吹き込むお店があります。店内に並ぶのはプリンやチーズケーキなど和菓子とは思えない品ぞろえ。お菓子を作っているのは、和菓子職人のご主人と、洋菓子職人の奥さん。それぞれの得意分野を合体させた和洋折衷のお菓子を作っています。なかでも代表作が”絹ごし緑茶てぃらみす”。箱の中に枯山水の庭を表現した、口どけ滑らかなケーキです。