月曜日
8月22日
江戸時代から続く老舗のくずきり
四条通に佇む老舗の和菓子屋では、夏の風物詩であるくずきりが大人気です。お客さんの注文が入るごとに、水で溶いた吉野本葛を、職人が銅の鍋でゆがき、一定の幅に切って仕上げます。コクのある黒蜜とからめすすると、暑さを忘れます。祇園の南側には15代当主が作った美術館が。代々受け継いた美術品やお店にゆかりのある作家の作品を展示します。※開館日、展示内容はご確認ください。
鍵善良房 075-561-1818 kagizen.co.jp
ZENBI ー鍵善良房ー 075-561-2875 zenbi.kagizen.com
火曜日
8月23日
創業以来追い足し!絶品タレのハモ丼
祇園の新門前通に佇む「たん義」は創業以来60年以上、季節を大切にお客をもてなしてきました。夏といえばやはりハモ。瀬戸内や九州でとれたハモを骨切りする、涼しげな音が店内に響きます。会席もさることながら、一番の人気メニューはランチのハモ丼。創業以来追い足しで守ってきた、魚の旨味が溶け込む照り焼きタレにくぐらせ、焼いた後は包丁を入れてそぼろ状に。ごはんが進み、夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。
割烹 たん義 tanyoshi.com 075-561-0446
水曜日
8月24日
素朴な味わいが魅力!伝統の楽焼
戦国時代の末期に、茶道のお茶盌を作るために生まれた「楽焼」は、手びねりで形作り、釉薬の溶け残るムラで表情を出す、個性を尊ぶ焼き物です。1つ1つが違う味わいだということがお茶席で喜ばれるのだそう。赤楽と黒楽が主流で、黒楽は本来、土の手触りを楽しむため無地が多いのですが、8代目の川嵜さんは、絵付きの黒楽を復活させました。きらびやかな蒔絵のような絵柄は、思わず見惚れる美しさです。
楽焼窯元 和楽 075-561-2618
木曜日
8月25日
風情ある町家で頂くお座敷中華
祇園で20年以上、愛されてきたお店が、2年前に大きく生まれ変わりました。中華料理ながら、四季と素材の味を大切にし「毎日でも食べたくなる」をコンセプトにしています。料理長が調味料を一から作り、同じ料理は二度と出こないほど、アイディアを凝らしています。その集大成がデザートの杏仁豆腐。レシピ考案に1年半の歳月をかけた末に完成した杏仁豆腐は、2種類の杏仁を使い、とろとろの口溶け感を追求しました。
ぎをん 桃庭 gion-taotei.com 075-531-2357
金曜日
8月26日
心躍るかわいさ!韓国マカロン
ビルの階段を上がると、真っ白な空間と、開放的なテラス。韓国マカロン「トゥンカロン」を独自に進化させたカフェで、素材の自然な色を大切にしたデコレーションマカロンがいただけます。1つ1つパティシエたちが手作りするトゥンカロンは、サクッとした皮と口溶けがのよいクリームが絶妙。イートイン限定のいちごのマカロンはまるでショートケーキのような愛らしさ。韓国風いちごミルクのセンタルギウユと共に。
Instagram @non.caron