新・企業史博物館

「クラブツーリズム」の最大の財産は「旅を通じて広がっていった仲間の輪」だ。
１９９３年、『旅の友』の配送を受託する形で、株式会社旅の友ミリオナーズクラブを設立。１９９６年、会社名を「クラブツーリズム」に変更し、旅の感動をより多くの人たちに伝えていく新たな組織づくりが進んだ。
その中で大きな役割を果たしたのが、ツアー客と一緒に旅をし、感動を共有し、意見や要望を真摯に受け止めて、次の旅の企画に反映させるという、「旅のプロデューサー」的存在。従来の旅行業界にはなかった存在だ。
さらに、「旅の友」の会員で希望者を募り、厳しい研修を経たうえで添乗員としてツアーに同行しサポートする「フェローフレンドリースタッフ」制度を展開。シニア層を中心に、積極的にスタッフとして『クラブツーリズム』に関わる顧客も増え、「まだまだ社会に貢献したい」と願う人には第２の自己実現の場を提供している。
こうして顧客一人ひとりの声を大切にし、一緒に作りあげることで、様々な画期的な旅行企画が誕生するのであった。