おれたちは金の重さで仕事してんじゃねえんだ、
恨みの重さで仕事してんだ
(『必殺仕事人2012』より)
仕事人。表の顔は、襖や屏風を修繕する経師屋である。筆に錐を仕込んだ仕事道具で、相手を突き刺して息の根を止める。食道楽で女好きの豪快な性格。口は悪いが、困った人間をほっておけない情にもろい一面も。
<今回のみどころ>
女好きで博打好きという共通点のせいか、瓦屋の陣八郎と偶然賭場で出会ってしまうことに。しかし、裏稼業に女を巻き込む陣八郎の生き方に反感を隠さない。
たぶん、一思いには無理です。
殺しは初めてなんです
(『必殺仕事人2014』より)
『必殺仕事人2014』から新たにメンバーに加わった仕事人。田舎の寺で後継ぎとして修行に励んでいたが、父のかたき討ちのために江戸へとやってきて、裏稼業に足を踏み入れることになった。
<今回のみどころ>
もともと寺の後継ぎとして修業していたというだけあって、縁切り寺で起こった事件にもいち早く異変を察知する。まだまだ初々しさの残る仕事シーンにも注目。
小五郎の姑、ふくの母親。出世もはかどらず、跡取りもできない「ムコ殿」のふがいなさを嘆く日々を送っている。今回、家出した娘・ふくに代わって小五郎の世話を焼くが、小五郎にとってはどうにも居心地が悪い様子。