関西ニュースKANSAI

　「人間の言葉がわかるトド」の最新研究を披露するイベントが、兵庫県の城崎マリンワールドで開かれています。

　「アカデミックライブ」と称したイベントでは、トドの「ハマ」と「シュンタ」が人間の言葉を認識する仕組みを飼育員が紹介しています。

　「ハマ」や「シュンタ」は、言葉による指示だけで技を披露できます。

　「ハマ」は敬礼の指示について、「けい」の音だけを聞き分けてポーズをとり、「れい」だけでは反応しないことが新たにわかったということです。

（飼育員・佐々木雅大さん）
「けい（ハマがポーズ）。『けい』だけでも、敬礼しているんですね」「れい（ハマは無反応）。反応しませんね」

「トドが言葉を聞き分けることができるところまでは分かっていたのですが、今回は言葉をどう聞き分けているのかの仕組みを検証した研究となっています」

（来場者）「めっちゃ賢かったです」

　このイベントは、３１日まで土日のみ開催されています。