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「絆會」本部事務所付近をうろついた疑い 暴対法違反容疑で「六代目山口組」傘下の組員ら2人逮捕 大阪
07/11 16:23 配信
特定抗争指定暴力団・絆會の本部事務所周辺を徘徊した疑いで、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組織の幹部の男らが逮捕されました。
暴力団対策法違反の疑いで逮捕されたのは、六代目山口組三代目弘道会傘下組織幹部、羽田力容疑者(45)ら2人です。
羽田容疑者らは、7月9日から10日にかけて、特定抗争指定暴力団に指定された六代目山口組の関係者にも関わらず、大阪市中央区にある対立する「絆會」の本部事務所周辺を徘徊した疑いがもたれています。
警察は、「絆會」の関係者が狙われているという情報を事前に入手して警戒を強めていたところ、本部事務所周辺を徒歩で行き来したり、車で通過したりする羽田容疑者らを発見して逮捕しました。
羽田容疑者らは、警察の調べに対し、絆會の関係者を襲撃するつもりだったという趣旨の話をしています。所持品から拳銃は見つかっていないということです。
特定抗争指定暴力団に指定された団体の関係者が、対立組織の事務所周辺に近づくことは法律で禁止されていて、大阪府警によりますとこの容疑で逮捕したのは全国初ということです。
「六代目山口組」と「絆會」は6月下旬特定抗争指定暴力団に指定され、7月9日には「絆會」組長の織田絆誠こと金禎紀容疑者(57)が不動産を担保にした金の貸し借りをめぐり、うその登記をした疑いで逮捕されました。警察は引き続き警戒を強めています。
最終更新:07/11 19:04