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万博期間中の地下鉄混雑緩和へ テレワークや時差出勤を求める試験的取り組み
09/30 14:36 配信
来年の大阪・関西万博の期間中に地下鉄などが混雑することを見据え、府内の企業に対しテレワークや時差出勤などを求める試験的な取り組みが、30日から始まりました。
大阪府や市、経済界などは万博の期間中、大阪メトロ・中央線の弁天町駅から朝潮橋駅間で、乗車率は現在の70%から140%になると予測しています。
混雑の緩和策として、府市などは30日から府内の企業・団体に、テレワークや時差出勤などを求める取り組みを試験的に始めました。平日午前のピーク時にあたる午前8時~10時台に、大阪メトロの中央線・御堂筋線を利用しないよう呼びかけています。
30日から取り組みが始まったものの、通勤客らはまだ混雑緩和の実感には至っていないようで・・・
(40代会社員)「(Qいつもと比べて人の多さは?)変わらないんじゃないですかね」
(50代会社員)「(Q会社から時差出勤の呼びかけは?)今のところは特にまだないですね。今でもこの時間人が多いので、万博でこれ以上人がいっぱいになると通勤に差し支えるかなという気持ちはありますが、しょうがないのかなと」
大阪メトロでは、中央線から比較的利用者の少ない南港ポートタウン線への迂回などに協力した乗客に対し、飲食店や薬局などで使える『Osaka Point』を付与するとしています。取り組みは30日から5日間行われます。
最終更新:09/30 19:05