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「病気なので恥ずかしいことではない」 ギャンブル依存症による自殺を防止 遺族の会が大阪で発足
12/15 18:34 配信
ギャンブル依存症による自殺を防ぐため、家族を亡くした遺族の会が大阪で発足し、セミナーを開きました。
ギャンブル依存症をめぐっては、この問題を考える会が依存症で自殺した人の家族らで作る「自死遺族会」を7月に東京で立ち上げ、今回大阪でも発足しました。
15日のセミナーでは、ギャンブル依存症で当時29歳だった長男を亡くした自死遺族会代表の神原充代さんが「迷わず助けを求めてほしい」と訴えかけました。
(神原充代代表)
「(ギャンブル依存症は)病気なので、恥ずかしいことではないです。隠さずに助けてを求めてもらったらいいと思います。回復できる病気です」
またギャンブル依存症からいわゆる「闇バイト」に手を染める事例も増えているとして、遺族会は「自殺や犯罪に至る前に、家族で抱え込まず相談してほしい」と呼びかけました。
最終更新:12/15 18:34