関西ニュースKANSAI

　ＮＨＫから国民を守る党の立花孝志党首に、元県民局長に関する「うわさ話」を電話で伝え、維新の会から調査を受けている白井孝明兵庫県議が離党届を提出しました。

　兵庫維新の会によりますと、離党届は５日朝に提出されたということで、６日以降行われる執行役員会で届け出の扱いについて協議するということです。

　白井県議については、県知事選期間中だった去年１０月末に、立花氏と電話で接触。
　立花氏と電話した理由について「告発文書を作った兵庫県の元局長などについて、噂レベルの情報を伝えたかったので連絡を取ろうとした」などとしていました。

　白井県議は５日、自身のＳＮＳで「私自身の信念や今後の道を見つめ直す中で苦渋の決断を経て、維新の会を離党することを決意致しました」とし、同日の県議会で賛成多数で了承された百条委員会の調査報告書について「県民目線の審査であったのかという部分で問われた時に私は胸を張って『はい』と言えない思いございました。その為百条委員会の採決に反対をいたしました」と説明しています。
　維新県議をめぐっては、立花氏に情報を提供したとして、岸口実県議が「除名」、増山誠県議が「離党勧告」の処分を受けて、ともに離党しています。