関西ニュースKANSAI

　１６日午後、滋賀県東近江市の林道で土砂崩れが発生し、一時通行止めになりました。２時間半ほどで通行止めは解除され、けが人はいませんでした。

　午後１時前、東近江市蛭谷町と君ヶ畑町の間の林道御池線を走っていた車の運転手から「土砂崩れが起きていて、車が通れなくなっている」と警察に通報がありました。

　土砂は約１０メートルにわたって林道に流れ出て道をふさいでいて、林道を管理する市が撤去作業を急ぐとともに、警察が巻き込まれた車や人などの調査を進めていました。

　その後、車１台分が通れる状態になったことから、警察は午後３時半頃に通行止めを解除しました。

　また、土砂を調べた結果、巻き込まれた車はなく、けがをした人もいなかったということです。

　現場にはまだ運搬前の土砂が残っていることから、市はできるだけ早い全面復旧を目指す方針です。

　現場周辺は冬場の降雪量が多く、雪解け水に加え１６日朝から雨も降っていたことから、警察などは地盤が緩くなっていたことも土砂崩れの原因の一つではないかとみて調べる方針です。