関西ニュースKANSAI

　大阪メトロは４月に開幕する大阪・関西万博の来場者に対応するため、４月２日から中央線のダイヤを改正し運行本数を２倍以上に増やすと発表しました。

　大阪メトロ中央線は、４月１３日から夢洲で開催される大阪・関西万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道のアクセスルートです。

　万博の開催期間中多くの利用が予想されるため、中央線で使用する列車を２３編成から３３編成に増やし、運行本数を現在の２倍以上に増やすということです。

　また輸送力を増強するため、大阪港駅から夢洲駅間の最高速度を時速７０キロから９５キロにスピードアップし、２分３０秒間隔で運行するということです。

　そのほかニュートラムも大阪・南港エリアへの通勤・通学者や来場者の需要に対応するため、万博開催期間中３種類の増発ダイヤを追加するということです。

　大阪メトロは「万博開催期間中における来場者の需要に対して、運行可能な最大限の輸送力を提供する」としています。

　また、近畿日本鉄道も万博開催期間中、輸送力の確保を目的として「平日ダイヤ」「土休日ダイヤ」の区分をなくして共通ダイヤとし、運転本数を増やすことを決めました。