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イカナゴ今年も記録的不漁 明石市の漁港では「1かご約20万円」過去最高額で取引

03/12 12:41 配信

 春の訪れを告げる「イカナゴ漁」が12日朝、兵庫県沖の播磨灘で解禁されました。今年も記録的な不漁が続いています。

 兵庫県明石市の林崎漁港でイカナゴの稚魚、「シンコ」が水揚げされました。

 イカナゴは、醤油や砂糖で甘く煮た「くぎ煮」が関西の春の味覚として親しまれています。しかし、近年は深刻な不漁が続いていて、県によりますと、今年も去年同様、最も厳しい漁獲量が予想されるということです。大阪湾での今期の漁は、休漁となっています。

 水揚げされた約8かごのシンコは、早速競りにかけられ、1かご25キロあたり約20万円で取引されました。林崎漁港で過去最高額だということです。

 漁協関係者らは12日朝の水揚げ状況などを踏まえて、漁をいつまで続けるか話し合うとしています。

最終更新:03/12 12:41

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