関西ニュースKANSAI

　陸上自衛隊は１０日、同僚の隊員にわいせつな行為をしたとして、３８歳の２等陸曹を停職４カ月の懲戒処分にしたと発表しました。

　処分を受けたのは陸上自衛隊・伊丹駐屯地中部方面システム通信群に所属する２等陸曹（３８）です。

　自衛隊によりますと、２等陸曹は２０２２年５月、兵庫県伊丹市内で同僚隊員にキスをするなど、わいせつな行為をしたということです。

　９月にも同じ隊員の前で下着姿になるようなことがあり、被害にあった隊員が上司に報告し、事態が発覚しました。

　２等陸曹は自衛隊の聞き取りに対し、５月の行為については「性的欲求を満たしたかった」と認めていますが、９月の行為については「覚えていない」と話しているということです。

　陸上自衛隊は３月１０日付けで、２等陸曹を停職４カ月の処分にしました。


【中部方面システム通信群　山口慎吾一等陸佐のコメント】
　今回のような事案に対して大変遺憾に感じるとともに、被害を受けた隊員及び、ご家族に対し大変申し訳なく思っております。今後このような事案がないようさらなる指導を行っていく所存であります。