関西ニュースKANSAI

　大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は２９日、「通期パス」を割り引きで購入できるキャンペーンをめぐり、同じ割り引きのコードを誤って二重で配付したと発表しました。

　コードは１つにつき１度しか使えず、協会は対象者にコード交換の手続きを呼びかけています。

　協会は、万博への早期来場キャンペーンとして４・５月の来場者を対象に、会期中何度でも入場できる「通期パス」の割り引きコードを手渡しで配布しています。

　協会によりますと、２２日～２５日の４日間に同じ番号のコードを二重に渡していたということです。二重に配布した枚数は、最大２５００枚にのぼります。

　来場者がコードを使用して通期パスを購入すると、同じコードを持つ別の来場者が公式チケットサイトで購入しようとした際に、「このプロモーションコードは使用済みです」と表示され、割り引きが適用されないといいます。

　このほか、コードをめぐっては、年齢区分を誤ったコードを配布する事案もあったといい、年齢区分が異なるコードは割り引きが適用出来ないということです。

　協会は原因について、「どちらも人為的ミスで、今後このようなことが起きないよう、フローを見直し、スタッフへの注意喚起を行う」としています。

　協会は、二重に配布されたコードや年齢区分の違うコードを持つ人に対して、交換申請フォームで手続きをするよう呼びかけています。

【重複配布された可能性があるコードの管理番号（コードの紙の右下に記載）】
大人用のうち、以下の管理番号
Ｈ１５０１～Ｈ２０００
Ｈ２５０１～Ｈ２５３４
Ｈ２５４９～Ｈ２５８６
Ｈ２６５５～Ｈ２６６８
Ｈ２６７１～Ｈ２６７５
Ｈ２７１５～Ｈ２７２８
Ｈ３００１～Ｈ３０８７
Ｈ３１００
Ｈ３１４８～Ｈ３２９０
Ｈ３３２０～Ｈ３８６１
Ｈ３８６５～Ｈ４０００
Ｈ４５０１～Ｈ５５００