森の掟
一人で山に、しかも仕事上どうしても夜に入っていくことがあります。 車から降りてエンジンやライトを消すと、四方八方から見られてるのを強烈に感じますよ、怖いくらい。 でも作業をしているうちに、その『視線』はだんだん消えていくんです。 「人間が何しにきたんだ!」 と向こうも警戒してたのが、 「我々に危害を与えないのなら結構だ」 というふうにでも変わっていくんだと思います。 (芦生自然文化村河鹿荘支配人 北村欣也さん談)