私の中にふるさとの海があるなら、きっとこんな光景かもしれない。 静かで、青くて、おおらかで、美しくて、豊かで・・・。 こうして眺めているだけなのに、どうしてこんなに 心が安らぐのだろう。 生命はこの海から生まれてきたのだから、 当然のことなのかもしれない。 初夏の陽射しの下に、忘れかけていた青い海。 忘れかけていたこころのふるさと。