自然の山・六甲山が、ほんの100年前には無残なハゲ山だったってことご存知ですか? 薪炭を調達する目的で木という木を切り尽くし、明治半ばには岩肌がむき出しになっていました。その山をなんとか復活させようと、植林が始まります。いろんな種類の木を植えてみましたがなかなか育ちません。やっと根づいたのはヤシャブシ、別名ガケシバリという木でした。現在のような自然の山に再生させたいわば「殊勲者」。 六甲のあらゆるところにこの木があります。探してみて下さい。きっとすぐに見つかることでしょう。