シマフクロウ感電対策

シマフクロウ感電対策で北海道電力が設置したモノ。
止まれないよう角が2本出ている。(A)
そして安全に止まることができるTバー型止まり木(B)
「シマフクロウさんこちらにどうぞ!」
自然と人間の共存への、小さくて大きな試みです。

斜里町立知床博物館館長の中川元さんは、次のように話してくれました。
「今後、人間と自然との関わりの中で重要となってくるのは《自然の復元》です。
失われた自然を元に戻していくことです。
この作業をする上で必要な、本来の自然のモデルになりうるのがこの知床です。
だからこそキチンと守っていく必要があるのです。
また知床では原生林をそのまま保護するところと、人間との共生を図るところに分けて自然を考える必要があります。
特に保護区以外のところで自然をどうマネージメントしていくかがポイントですね。」

☆斜里町立知床博物館ホームページ http://shir-etok.myftp.org/

 
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