自然は遊び
今回ガイドをしてくださったのは、知床で自然に配慮したツーリズムを提言しているSHINRAというNPOの代表理事の藤崎達也さん。流氷ウォークというユニークなプログラムを考え出した人です。
その藤崎さんは、知床を離れる私達に「明日は何をして遊ぶんですか?」と尋ねました。
つまり、藤崎さんにとって自然は遊び場というわけです。
大自然の中で人間はちっぽけな存在でしかありません。自然はたくましく、雄大で動かず、崇高なまでに堂々としていました。
そこでは、私たちがこの自然をどうやって守るべきなんだろうか、という考えはおこがましくて、失礼だとさえ感じてしまいます。
この大きな自然の中で私たちは、ごく一部を借りて遊ぶこと以外に、出来ることなんてありません。
動物たちの営みを眺め、空や山に相対し、風と語らい…その全てに言いようのない楽しさを感じていました。
もうそれは「遊び」以外のなにものでもありません。
とはいえ、人間は自然を破壊しつづけ、自然はこれに対して自分を守る何の手段も持ちあわせていません。
ただ、破壊されるがまま、人間に身を委ねているのが現実です。
実際に自分でも行ってみよう!という方には・ ・ ・
NPOの・SHINRA ホームページへ
http://www.shinra.or.jp/
♪四季を通してエコツアーを楽しめます。
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