今週はアウトドアウェアメーカー、パタゴニアは環境問題に積極的に取り組んでいて、いろいろな活動を行っている企業です。主なところではペットボトルからリサイクルフリースを作ったりしています。
手塚「アウトドアウェアメーカーとして地球環境をどのように考え始めたのですか?」篠「1957年に前進となる登山道具を扱う会社から出発しました。しかし登山道具は自然の岩場を傷つけるということで、生産やめました。そして自然に負荷のない道具を作って世に出した。そこから環境に対する取り組みが始まりました」手塚「具体的にやっているっしゃる事は?」篠「オーガニックコットンの取り組みがあります。ポリエステルとかナイロンのほうが環境に対する負荷が大きいと思ったのですが、実際調べてみるとコットンを栽培するために必要な農薬などのほうが負荷が大きいと言うことが分かり、オーガニックコットンを使用することにしました」
手塚「製品以外にも取り組んでいることがあると伺ったのですが」篠「建物も環境に負荷が少ないように建材も再生建材などを使用しています」手塚「電力も再生可能エネルギーを使用していると聞きましたが」篠「カリフォルニアの企業として初めてすべての電力を風力発電に変えました」
手塚「カタログにも気を遣っていらっしゃるようですが」篠「その中に環境に関するエッセイや、紙やインクなども気を遣っています」
手塚「利益を環境団体に寄付していらっしゃるんですよね」篠「売上げの1%を環境団体に寄付しています。森林の伐採に反対している団体や、遺伝子組み換えに問題提起している団体、ダムや河川など環境問題全般について、広範囲に寄付をしています」
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