スタッフブログ

想像力の問題

■昨夜ホールでは、本格ミステリー界の巨匠、有栖川有栖・綾辻行人の両先生と、リリパット・アーミー座長わかぎゑふ女史による「安楽椅子探偵7」の解決編トーク部分が収録されておりました。これを観ちゃうと正解がわかってしまって楽しくないのと、ちょっとある人と会う約束が出来たので、艦長は収録が無事始まったのを見届けると職場を飛び出して、福島駅方面へと向かいました■ご存知の通り福島界隈は居酒屋天国です。そして新店ラッシュです。放送局が越してきたのも少しは関係しているのかもしれませんが、この不況の影響が大きいのではないでしょうか。北新地から程近く、しかし客単価は天と地ほども違うこのあたり、各情誌で盛んに特集が組まれるなど注目スポットになってます■昨夜も、新鮮な魚が安く食べられしかも個室という居酒屋で、1時間半ばかり知り合いと話したのですが...いやはやちょっと重い話でした。プライベートな事柄なので具体的に書くわけにはいきませんが、雇用不安、おたく、自傷...その他いろいろな問題が複雑に絡み合った話で...サラリーマン生活をのーのーと(いや実は何かと大変なんスけど)送りつつ日々面白いことを探している僕にとっては、恵まれたわが身の状況を再認識させられる時間でした■格差社会とか勝ち組負け組なんていう言葉は好きではありませんが、人間、自分よりつらい立場にいる人に対する思いやりを大事にしないとな、と思った帰り道。すぐに電車に乗る気にもなれず、ぶらぶら歩いて、大淀の古い朝日放送ビルの前まで行ったのですが...。旧社屋の一帯はフェンスで囲われ、あとは解体を待つばかりという印象で、なんだか悲しくなってしまいました。就職して29年間ですから、ちょっと計算してみると、合計10年近い時間をこの建物の中で過ごしてきたわけで、、、。

あー暗くなってしまった。本当は「思いやり」にひっかけて、傘とテールゲートのことを書こうと思っていたのです!前に劇場における「帽子」のマナーについて書きました。あれって自分の後ろの人に対する想像力の問題だと思うのですが、実はあれよりずっと僕が嫌いなのが、同じく「後方への想像力の欠如」に関することで、

■「閉じた傘の先を後ろに大きく振って歩く人」

■「ワンボックスカーのテールゲートを開けっ放しにする人」    です。

どちらもとても危険で不愉快。傘については、人ごみの中であれほど無神経でいられる人が出現したのは最近のような気がするし、案外、老若男女まんべんなくいるんですよ、これが■それと無人で開けっ放しのテールゲートは間違いなく非常に危険です。歩道の真ん中に堂々と直角に出っ張ってたりするし、目の高さから見ると、アレ、薄っぺらくて気がつきにくいでしょう。色も大抵白っぽくて背景に溶け込みやすい。特に最近は自転車に乗りながらメール打ってる人がいたり、前方不注意な人が非常に多いですから、大怪我の原因になるんじゃないかと気が気ではありません!■

あれもこれもそれも、ぜーんぶ「(後方への)想像力」の問題だと思うんですよ■(艦長)

前の記事 前の記事
次の記事

演劇再開!

2008年10月11日土曜日
各ページに記載している内容は、掲載時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
バックナンバー
前の月 2008年10月 次の月
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31