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ビデオテープでもう一度

■夏の高校野球、終わりましたね■決勝戦は華々しい打撃戦で、終盤までかなり一方的だったようですが、ふとテレビを見ると最終回、リードされた方が1点差まで詰め寄り、さらに2死1・3塁という状況。しかも2死無走者から5点を奪ってここまで迫ったのだとか。まさに大会のクライマックス!■ここで試合の命運を握る次の打者は2球目を思い切り引っ張り、強烈な打球が左に飛びます!!次の瞬間カットが変わると、高々とグラブを差し上げる三塁手の映像が!!・・・試合終了です。その場に崩れ落ちた最後の打者。抱き合うバッテリー■その後もテレビは、ギリギリで踏み止まった勝者とあと一歩及ばなかった敗者の表情を映し続けます。終わってみれば稀にみる大激戦となった決勝戦終了直後の、感動的なシーンです■でも僕は何か物足りなさを感じたままです。僕は、最後のプレイのリプレイが見たいのです。あの素晴らしい当たりのサードライナーが見たくてたまらないのです■映像は、両チームの選手や監督や応援団の歓喜と涙の表情を追い続けます。生中継の基本は『今見せるべきものを最優先で今見せる』だと思うので、リアルタイムで進行しているそれらの映像を送り続けるのが絶対正解なのだと思います。僕がディレクターでもそうするはずです■でも視聴者としての僕は、あのラストプレイに魅せられてしまったのです。ひとつひとつのプレイの積み重ねがゲームとなり、ゲームの積み重ねが大会です。その大会の最後の締めくくりのプレイです。投手の指先からボールが離れてから三塁手のグラブに収まるまで、わずか1秒の間の出来事です。打球の方向がどちらかに数十センチずれていたら、試合の結末も変わっていたかもしれない。両チームの選手たち、関係者のその後の人生もきっと大きく変わることでしょう・・・■高校野球に限らず、あらゆるスポーツにおいて特定の選手やチームに思い入れがなく、『自分には出来ないすごいことをやってくれる』というのが観賞の動機である僕にとって、スポーツの不可思議さ、素晴らしさは、あのボールの行方にこそ詰まっているのです■でもなかなかすぐには出せないよなーあのVTRは(艦長)

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YS-11、飛来

2009年08月21日金曜日
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ファイナルカウントダウン

2009年08月26日水曜日
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