2009年10月
すっかりご無沙汰しております。乗組員・Fです。台風18号凄かったですねえ。ABCホールのある大阪はもう通り過ぎてしまいましたが、これからの予想進路にあたっている地域にお住まいの方々、十分お気をつけください。私は、どんなにきつい雨が降ろうと、雷が鳴ろうとあまり気にしないで、夜は熟睡できるタイプなのですが、台風が通過しているであろう昨夜は、風の音があまりにも凄くて何回も起きてしまいました。今朝、出勤途中には近所のマンションに設置してある、外部からの視線を遮断するための金属パネルが数メートルにわたって吹き飛ばされているのを見かけました。はっきりとはわかりませんが、今回の台風は雨台風ではなく、風(かぜ)台風だったのでしょうか?
ところで話はかわりますが、今年は松本清張(以下、敬称略 他の作家も同じ)生誕100年の記念すべき年だそうです。(話がかわりすぎ...)私はもし、好きな作家を日本と海外で1人ずつあげて下さい、といわれたら(残念ながら、いまだかつて1回も聞かれたことがありませんが...)、日本では松本清張、海外ではスティーブン・キングと答えることにしています。(だからきかれたことがないっちゅうねん!)この2人に特にこれという共通点は思いあたらないのですが、作品が映像化(テレビ、映画ともに)されていることでしょうか。キングは不朽の名作「スタンド・バイ・ミー」に始まって「シャイニング」「キャリー」「グリーンマイル」ときりがありません。特に「IT」は原作を読んでもいまひとつピンときませんでしたが、映像化したときの怖さったら言葉では言い表せません。
松本清張も、最近テレビドラマになったものだけでも、「夜行の階段」「黒皮の手帳」「わるいやつら」などなど。今年は100周年ということで「ゼロの焦点」の映画化もされます。キングの作品には「キャッスルロック」という架空の町がよくでてきます。こんなにいろんな出来事が頻繁に発生する町にもし住んでいたら退屈はしないでしょうが、とてもじゃないですけど体がもたないですね。同じように、清張作品には九州の地名がよくでてきます。現在の北九州市の出身ということで、「松本清張記念館」も北九州市にあります。ぜひ一度行ってみたいと思っているのですが...。
ところで(本日2回目)、この週末ABCホールに清張生誕の福岡の人気劇団が上陸します。詳細は艦長のブログをご覧ください。実は私も見たことがないので、すごく楽しみにしています。チケットはまだご用意できますので、ABCホールに直接お電話ください。お待ちしています。
(乗組員・F)
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- 2009年10月08日木曜日
■劇団レトルト内閣『哀願ソワレ』、千秋楽公演を拝見しましたー。いやーとてもテンション高くて楽しい舞台、そして上田アナは予想以上の(?)大活躍でした■カラダ、結構切れるやん。台詞、ニュースより噛まへんやん(失礼)。
■さて午後6時前に終演し、ホールからお客様と一緒に外に出てみると、東の空、堂島川の真上にぽっかり大きな満月が!
■たくさんのお客様が「きれい!」、「大きい!」と口々に叫び、携帯電話で撮影しておられました。僕もやってみたのですが、ズーム機能のない僕のカメラではやはり小さくしか写りません。大きく見えるのはやはり錯覚なんですよねー、何とも不思議ですが■もうひとつ不思議だったのは、実は昨日、10月3日こそが『中秋の名月』だったことなんです■昨夜僕は、「たまにはお月見でも」と、愛犬と散歩しつつ結構『中秋の名月』を眺めていたのですが、たしかに満月とはちょっと違う気がしました。明らかに今夜の方がまるい。調べてみると、やはり中秋の名月は必ずしも満月ではないのだとか。へーそうなんだ■『中秋の名月』とは陰暦8月15日の月のこと■つまり・・・陰暦では7月~9月が秋であり、その真ん中の月である8月の、更に真ん中の15日、すなわち秋のど真ん中の日だから『中秋』■陰暦は月の満ち欠けを基準に作られていて、新月(月齢0)の日が「ついたち」で満月の日が15日、というのが基本なのですが、やはりいろんな原因で誤差が生じます。だから十五夜=満月でなく、1、2日ズレるのはごく当たり前なんだそうです。ふーん■だいたい、「1日」は太陽の動きを元に決めた単位、「ひと月」は月の動きを元に決めた単位なので、あちこちでズレが生じるのは当たり前です■ってことは『暦』ってわりといい加減?■いやいや!逆に考えると、古来『暦』というものは、《地球の自転周期≒1日》、《月の公転周期≒ひと月》、《地球の公転周期≒1年》という根本の大原則によって人間の生活のリズムを形作りつつ、原則からハミ出た色々な誤差やブレを様々な工夫で見事に修正し、辻褄合わせをしてくれている、実にすばらしいシステムですよね。大の月と小の月があって、2月だけは何故か28日で、4年に1度閏年があって・・・■でもご存知のように、閏年もたまに間引かれます。400年に3回だったかな。西暦で、100の倍数だけど400の倍数ではない年は閏年ではなくなるのです。こないだの西暦2000年は400の倍数なので閏年でしたが、2100、2200、2300年は閏年にはなりません(僕には関係ないけど)。こうやって微妙に調整してるんですよね。昔の暦には閏月なんてのもあったし・・・■まあ話が遠くに行ってしまいましたが、『中秋の名月』が満月でないことぐらいやむなし、です(艦長)
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- 2009年10月04日日曜日
いよいよ10月ですねぇあと2ヶ月で1年が終わるとは。12月末までおかげさまでABCホールは過密スケジュールです。是非皆様お誘いあわせの上お越しくださいね。
さて九州は福岡で超人気劇団。東京での「地方公演」も完売のギンギラ太陽's。
ABCホール御勧め公演です。本当に見ていただきたい!!ほんとに観て損はないですよー大阪での知名度はまだまだですが(主宰の大塚ムネトさんがむかーし川下大洋氏や後藤ひろひと氏と一緒に扇町ミュージアムスクエアという伝説の劇場で共演されていましたが、劇団としては大阪初なんです)ご覧になられた方は皆さん本当に素晴らしい評価をされています。9日と10日の2日間のみですが、是非足を運んでくださいね。
で!
挟み込み情報です。
9日(金)15時~600部 ABCホールロビーにて行います。
1種類につき1名様お願いします。後ばさみはいたしません、ご了承ください。(乗組員N)
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- 2009年10月04日日曜日
■2、3日前会社のエレベーターの中で、上田剛彦アナウンサーと一緒になりまして、『今週よろしくお願いしまーす』って挨拶されて、ハテ何かアナウンスの仕事頼んでたっけ?と当惑したのですが、『あの、ホールでお世話に・・・』と云われて納得。というか思い出しました■実は明日から始まるレトルト内閣という劇団のお芝居、『哀願ソワレ』に、上田アナが出演するのです。
■まあ商売柄ある意味当然というか、当社のアナウンサーの中にも芸事好きの人は多くて・・・■三代澤アナは本職の噺家さんと一緒に落語会の舞台に出たりもしてますし、遠い昔には落語好きが高じて桂枝雀師(「小米」の時代)に入門しプロの落語家になって会社を辞めてしまった大先輩もいます(桂音也さん。故人)■最近では三代澤アナが中之島演劇祭2006でリリパットアーミーⅡの舞台に幇間役で出演、2008では、道上アナがパロディフライの舞台に刑事役で出演し六甲おろしを熱唱、リリパⅡの作品では保坂アナ・上田アナが日替わりで結婚披露宴の司会者役を務めました。記憶に新しい今年のGWの中之島春の文化祭では、柴田・武田・喜多・高橋の4人のアナウンサーが創作朗読劇を引っさげて参加してくれました■彼らの職場であるテレビ・ラジオのスタジオからABCホール舞台袖までは走れば2分で来れますし、お客様に喜んでいただくためにも有難いことなのですが・・・今回の上田アナの出演は、『ゲスト的にチラっと』みたいな関わり方じゃなくて相当ガッツリ芝居に入り込んでいるそうです■現在仕込みの真っ最中でお芝居の中味はまだ見えないのですがさて・・・某有名劇団の養成所出身である保坂アナと並んで上田アナの演劇好きは半端じゃありません。果たしてどんな演技を見せてくれるのでしょうか!?楽しみ、楽しみ(艦長)
10月 2日(金) 19:30
3日(土) 19:00
4日(日) 13:00 16:00
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- 2009年10月01日木曜日