2012年7月
■今日は、山ちゃんこと南海キャンディーズ・山里亮太さんのソロイベントです。舞台上は一人きり。Twitterの画面をネタに喋りまくるそうです■自虐キャラが売りなので褒めるとよくないのかもしれませんが、山ちゃんのコメント力はラジオのトーク等でも高く評価されています。かつての本拠地・大阪では案外披露されてこなかったので、楽しみです。前売は完売、わずかの当日券はまもなく発売開始です!
■さて、ミジンコターボさんは昨日無事千秋楽。お疲れ様でした!小屋入りするなり座長から打ち上げに誘っていただいたのですが、昨日僕はお休みを頂戴してしまい、京都に観客10人ほどの小さなお芝居を観に行っておりました。すみません!炎天下自転車で行ったんですが、きつかったー■聞けば、バラシの最中に突然、いま来阪中の某大物劇作家兼演出家が見学に来られたとか。秋の若手公演のためですね。また年末には、別の某大物座長の一人芝居の上演も決まっています(共にもう情報公開されているようですが、どちらの劇団のHPにもまだ載っていないので、念のため伏せておきますね)。いやはや、いろいろ楽しみです・・・(艦長)
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- 2012年07月30日月曜日
むかーしむかし まだ 魔女や悪魔がいて 不思議なことが不思議なままでいられた そんなころ うわさばなしのはじまる 南の島で起こった 不思議で へんてこ おかしくて ちょっとせつない おはなし
■ミジンコターボ10『シニガミと蝋燭』明日初日です■ABCホールの舞台に立ち上がったカラフルなセット、チラシのビジュアル、楽屋に準備され始めた衣裳・・・どれをとっても、『がっつりファンタジーやりますっ!!』という決意みたいなものが漲っています。結成10年に満たない若い集団だけあって、本公演以外にも、短編集の上演、他劇団への活発な客演など、とにかく元気。今回の公演は、キッズのダンサーもまじえて、なんと出演者30人以上という大所帯で臨みます。多彩なオリジナルグッズの制作や、指定席のきめ細やかな区分け(ふつう席、ちょっと遠い席、おやこ席)など、舞台以外の面でも様々なチャレンジがあり、今関西で絶対見逃せない劇団といって間違いありません■チケットですが、なんと初日の前売分は完売。その他の回はまだ大丈夫だそうですが(7月26日現在)、お早めに!
ミジンコターボ 『シニガミと蝋燭』 脚本:竜崎だいち 演出:片岡百萬両
7月 27日(金) 19:30
28日(土) 14:00 18:00
29日(日) 13:00 17:00
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- 2012年07月26日木曜日
■ABCホールプロデュース#3『目頭を押さえた』、一昨日無事終了しました。ご来場いただいたお客様、本当にありがとうござました■金替康博さん、緒方晋さんら、関西が誇る巧い役者陣、そして東京小劇場界の人気女優・七味まゆ味さん。芝居好きなら誰もが『いいキャスティングですね』と褒めてくださいました。そして作品の骨格となったのが、横山拓也さんの脚本、上田一軒さんの演出です■この2人が初めて組んだのは、実は"真夏の會"という演劇ユニットで2009年に上演された、『エダニク』というお芝居でした。この作品は日本劇作家協会新人戯曲賞を受賞し、その後2011年に伊丹と東京で再演されました。僕はこの時お誘いをいただいていたのですがスケジュールの都合がつかず観に行けませんでした。ところがこの公演を観たN君がその内容の素晴らしさに感銘を受け、その話を聞いた僕も後日ビデオを取り寄せてもらって拝見し・・・結果今回の公演の中核を担っていただくことになったのです■『エダニク』は、タイトルから連想されるとおり、食肉処理場で働く人々のお話です。普段なかなか人の目に触れない場所なのですが、横山さんは現場をきっちり取材して執筆し、リアルな会話劇に仕上げました。『働くこと』についての男たちの物語です■そして今回、横山・上田コンビが挑んだ題材は、『人を葬ること』についてでした。これまた重たいけれど、人生において誰もが直面する問題です。誰もが何度か近親者の死に立ち会い、そして最後は自分が主人公になる。僕個人も3年前に父を亡くし初めて喪主というものを体験して、その時も『お葬式ってドラマの宝庫だな』と心の片隅で考えたりしていたこともあり、とても興味がありました。脚本が徐々に上がってきて、『喪屋』という不思議な存在や、『村人の遺影を撮る女子高生』という実に巧みな設定を目の当たりにし、手応えは更に強まりました。面白くなりそう。・・・しかし、いくらいい芝居が出来ても、お客様に観てもらわなければ意味はありません■PRという点では、難しい作品だったといえそうです。、絶対面白いんだけど、地味。チケットを買おうか迷っているお客様に、どうすれば『目頭』の魅力が伝わるだろうか?朝日放送が主催する舞台ですから、テレビやラジオでのPRなど、一般の小さな劇団に比べればはるかに情報宣伝に関する条件は恵まれています。それでも、やはり相当の困難が予想され、それは当たりました■しかし、初日が開き、お客様の高い評価が口コミやTwitterなどで広がったのが力となったようです。千秋楽は、お蔭様で満席で終えることができました。前にも書きましたが、新聞や雑誌に載る"劇評"というものは、残念ながら、特に関西において滅多に観劇ガイドにはなりません。読者の目に触れた時点で殆どの場合その公演は終了している。対して、Twitterを代表とするソーシャル・メディアは、誰でもほぼリアルタイムに観劇の感想を発信することが出来ます。初日が開いた後、どれだけの感想ツイートが寄せられるかがその後の集客に大きな影響を及ぼす、とは最近楽屋内でよく云われているお話です。今回も、ご覧いただいた皆様の声が大きな後押しになったのだと思います■小劇場におけるロングラン公演の必要性を説く声を最近よく耳にします。"どこの劇団だから"、"誰が出てるから"、ではなく、『面白いから』お客様が集まる、というのは、興行としても芸術活動としても正しいあり方であるはずです。だからこそ、のロングラン待望論なわけですが、小さなカンパニーには経済的においそれと挑戦できないことも事実です。すでにお伝えしたとおり、今秋以降ABCホールでは定期的なTV番組収録がなくなり、これまではお断りせざるを得なかったロングラン公演が出来るようになりました。どうですか?関西の現状を変えるために、誰か一緒に考えませんか?■・・・さてさて、関西若手劇団期待の星・ミジンコターボさん、今朝小屋入り。これまで文化祭には出ていただいてますが、劇団公演としては初ABCです。すごく素敵な舞台装置が出来上がりつつあります。初日は金曜日!長くなったのでミジンコさんの件は明日にします■写真は、千秋楽の終演直後、『目頭』の作/演とキャスト、黄金の十人です。イェイ(艦長)
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- 2012年07月25日水曜日
■ABCホールプロデュース『目頭を押さえた』、全5ステのうち3回を終え、あと2つとなった日曜の朝です■お蔭様で、Twitterなどでたくさんのお褒めの言葉をいただいています。『目頭を押さえた』あるいは『#目頭』で検索してみてください。手前味噌で恐縮ですが、いい作品だと思います。現実の出来事や実在の人物を描いた作品でもなく、逆にファンタジーでもない。架空だけれどリアルな世界を構築し、その中でひたすら『人間を見せる』ことに集中した演劇。案外こういう演劇が近頃少ないのかもしれません■ビデオ化もされませんし、放送局が主催しとりますがO.A.されることも99.9%ありません(いちおう昨日ビデオ収録はしましたけれど)。あと2回です。是非。
7月23日(日) 14:00
24日(月) 19:00
各回2時間前まで、このサイトまたはお電話(06-6451-6573)で、前売価格にて予約可能です!
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- 2012年07月22日日曜日
ABCホールプロデュース公演第3弾、「目頭を押さえた」昨日無事に初日を迎えました。ご来場いただきました皆様ありがとうございます。昨年秋ごろより、横山拓也さんと上田一軒さんと共にこの公演について企画して、じっくり暖めて、しっかり稽古して「いいものを届けよう」と尽力して、ようやくお目見えです。演劇はなかなか見ていただかないとその面白さを伝えるのは難しいですし、準備期間は長くとも上演期間には限りがあり、なかなか歯がゆいところではありますが、23日(月)までやっておりますので是非ともご都合つかれましたらご来場ください。
いいもの、出来上がっています。
さて、来週は現在着実に動員を増やしている関西の期待の星(?!)ミジンコターボがABCホールへやってきます!
チラシの折込に関しましては、ライトアイさんに一括となっておりますので、ご希望の方は
ライトアイWEB よりお申し込みくださいませ。
お電話でのお申し込みは 06-6647-8243
チラシ納品締め切りは24日(火)午前中です。
1部3円と有料ですのであらかじめご了承くださいませ。
また、上記ライトアイWEBより、ミジンコターボさんのチケット購入も可能です!
ご来場お待ちいたしております(。乗組員N)
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- 2012年07月21日土曜日
■いよいよ明日初日です、ABCホールプロデュース第3弾『目頭を押さえた』■昨日、実に素敵なセットがホールに組み上がりました。今回の舞台美術担当は柴田隆弘さん。詩情とリアルが共存し、美しくしかも機能的。関西に柴田あり、と引っ張りだこの美術家です。この物語が展開していくのは、ある田舎の家の座敷と、この家の敷地の片隅にある"喪屋"と呼ばれる不思議な建物。この二つの場所を、ABCホールの舞台という転換のきかない空間にどう配するか。誠に美しい答を出していただいたと思います■この舞台を使って昨夜から、俳優の出入り、立ち位置、音響・照明のきっかけなどを確認していく『場当たり』と呼ばれる稽古が始まっています。いやはや、役者さん全員素晴らしいわー。つくづくいい作品だと思います。派手ではない。全く難解でもない。では新劇的かというと、そうでもない。小劇場では、あまりないタイプの作品かもしれません■役者が言葉を発する。その言葉の意味・言い回し・間(ま)・しぐさ・表情などすべてが合わさって『せりふ』となり、せりふとせりふの連鎖が『物語』となる。そして物語の転換点に生まれる緊張や"ほつれ"が、観る者に『劇』的快感を与えてくれる。・・・なんか気の利いたことを書こうとして至極当たり前のことを書いている気がしますが、『目頭を押さえた』は、そんな『劇』を観る楽しさの原点を思い出させてくれる作品だと思います。是非ご覧ください、絶対損はさせません■それとひとつオマケ情報。デビュー1年の新人ながら大注目株の女優、今回杉山遼役を演じている松永渚さんが、当日無料パンフレット用の作家・演出家・俳優陣の写真をすべて撮影してくれました。どうしてそういう趣向になったのか!?それはお芝居を観てのお楽しみです■で実はですね、そこについでに載っている僕の写真がめちゃかっこいいのです。お客様しか入手できませんのでそのためにも是非(笑)(艦長)
ABCホールプロデュース『目頭を押さえた』 作:横山拓也 演出:上田一軒
7月20日(金) 19:00
21日(土) 14:00 18:00
22日(日) 14:00
23日(月) 19:00
※各回開演2時間前までこのサイトから予約可能
※当日券は開演1時間前から発売
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- 2012年07月19日木曜日
■先日の豪雨の次は、猛暑!あぢーです。目まぐるしく変わる空模様の下、ABCホールでも、●7/13(金)山田雅人+桂む雀+三代澤康司、●7/14(土)安井牧子、●7/15(日)しずる、●7/16(祝)ビーフケーキ、と4日続けて1日限りのイベントです(ホールスタッフの皆さんご苦労様です)■というわけで、今日はラストを飾るビーフケーキ単独ライブ『蛇タベル美女タベル』。ただ今絶賛仕込み中ですが、ポスターのイメージどおり、何だかおどろおどろしい見世物小屋の空気がホール内に立ち上りつつあります。「僕たち普段は決してダークなネタ、ホラーっぽいネタばかりやってるわけじゃないんですよ」、と云ってたビーフケーキですが、気合入れて単独ライブとなると、やっぱりこうなるのかな?いいと思いますよー。デートやコンビニやファミレスなど、身近な『日常』ばかりを題材にしたり、《犯人と警官》とか《医者と患者》とか定番の設定に逃げ込んだり、そういうんじゃなくて、自分たちが惹かれる、思い切り『非日常』な世界を構築していくコントって■ABCホールはビーフケーキ応援中です!(艦長)
※16:15より、両方の回の当日券(3000円)を発売します。
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- 2012年07月16日月曜日