■劇団Patch第3回公演『白浪クインテット』、おととい無事全7回の舞台を終えました■アクション、ダンス、歌と盛りだくさんのエンターテインメントだっただけに、スタッフ・キャストに大きなケガが無かっただけでも大きな喜びです。特に大人数での立ち回りシーンがいっぱいありましたからね■多くのファン、関係者も楽しみにしていた次回公演の発表もありました。『破壊ランナー』。1990年代の日本演劇界を駆け抜けた大人気劇団、惑星ピスタチオの代表作!演出は、惑星ピスタチオ出身、末満健一氏(ピースピット主宰)。いわば、監督続投です!■2年目に突入した劇団Patchが、自分たちが生まれた頃に初上演された作品にどう立ち向かうのか!?、また、自らが若手劇団員時代に関わった伝説の名作を、末満健一はどう蘇らせるのか!?・・・興味は尽きません。などと云いながら、艦長、90年代は仕事が忙しく、また小劇場演劇に若干屈折した感情を持っていた時期で、『破壊ランナー』はもちろん、惑星ピスタチオの舞台そのものをチラ見した程度にしか知らないのです。情けない。これから情報収集に努めたいと思います■さて、明日からABCホールでは、劇団Patchの東京の兄貴分による、シェイクスピアの名作喜劇の上演です。Dステ14th『十二夜』■瓜二つの兄妹が生き別れになる。妹は身を守るために男装する。・・・この二つの設定のもと、やたら惚れっぽい男女が入り乱れ、女が女に恋をしたり、うっかり見ず知らずの人物に求婚したり。つまり、今なお世界中で作られ続けている『勘違いの喜劇』の原点、教科書のような作品です。しかも、性別の混乱がキーポイントであるこの劇を、今回オールメール、つまり全員男性キャストで上演するというのですからややこしい。イケメン男優が女装して女性として登場し、更に劇中で男装するという...。もっとも、歌舞伎同様シェイクスピア時代の俳優は全員男性だったそうですから、正調の演出と云えるのかもしれません■とにかく楽しみな舞台です(艦長)
Dステ 『十二夜』 原作:W・シェイクスピア 翻訳:松岡和子 演出・上演台本:青木豪
10月17日(木) 19:00
18日(金) 14:30 19:00
19日(土) 13:30 18:00
20日(日) 12:00 17:00
※10/18(金)14:30の回以外、前売り券は完売しています。
※当日券は各回開演90分前より発売。その時点で希望者数が発券枚数を超える場合は、抽選となります。
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- 2013年10月17日木曜日